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2024/5/15

【トイレに流せるオムツ・ナプキン】プリムラモデスタ、少量の水や土の中でも分解される吸水体「ソルブルフラッシュ」開発

 プリムラモデスタは、排泄ケアの負担軽減および女性・高齢者の社会進出の支援の為に「節水トイレに流せる衛生用品」の素材・製造技術である自然回帰型トイレに流せる吸収体「ソルブルフラッシュ」(商標登録済)を開発した。

 プリムラモデスタはこれまで、自立支援下着で高度の介護度の方向けの「介護負担軽減用衣類等」の特許を取得するなど福祉分野における技術開発を行ってきた。
 しかし、実際の介護の現場や保育の現場を視察する中で、毎日大量の衛生用品が使用される介護福祉の現場では、排泄ケアにおいて、
1.コロナウイルスやO157、ノロウイルス等の感染と隣り合わせ
2.大量の使用済み衛生用品の保管や廃棄にコストがかかる
といった3K職場的なネガティブなイメージがあり、介護・看護の担い手の人材不足の要因の1つとなっていた。
 また、近年の豪雨災害や地震による避難所での窮状もとりただされる中で、排泄ケアの効率的かつ安全な解決策の実現が急務であり、この課題解決が介護福祉の現場だけでなく社会全体の生活環境の質の向上につながると考えた。
 これまで、「トイレに流せる」とうたわれた衛生用品がなかったわけではない。しかし、現在国内一般住宅のトイレの36%が節水トイレ(1回の洗浄水の使用量6L以下)に変わり、その水量は15年前の50%になっている。また、近年では3.8L以下の超節水型トイレも増えている。そのため、少ない水量で分解できる(流しきれて、かつ詰まらない)製品が求められる一方、既存の技術では対応できず、数少ない従来製品は次々と販売終了となった市場背景がある。
 今回開発した「ソルブルフラッシュ」は、現在のトイレの性能レベルに合った「トイレに流せる」商品とするべく、素材の全てを生分解性のものに改善したもので、日本国内及び米国・欧州の下水道廃棄基準の試験はもちろん国内の有力な衛生陶器メーカーの協力を得て行った実証実験でも、実際の節水トイレに流しても問題が無い事を確認でき、今日に至っている。更に経血や尿の臭いも気にならない構成成分を配合し、快適な利用シーンも想定した技術となっている。
 これにより、次のような課題解決につながることが期待される。
◎介護・看護従事者:排泄ケアの精神的、身体的負担軽減
・コロナウイルス、O157、ノロウイルスなど感染症の危険性
・排泄ケア時の衛生面での懸念(臭い、不潔感)
<水洗トイレに流すことで>
1.感染症り患の危険性軽減
2.即時処理による排泄ケアのストレス低減

◎施設経営者:使用済み衛生用品の廃棄処理
・介護、看護従事者の離職の抑制
・使用済み衛生用品の保管場所の確保
・産業廃棄物処理費用の増加
<従業員のストレス軽減と焼却ゴミの減量で>
1.介護、看護職員の安定雇用
2.ゴミ処理費用の削減
3.感染症り患の危険性軽減

◎市町村など地方公共団体:使用済み衛生用品の廃棄処理
・オムツなど水分を多く含んだ焼却ゴミの増加
 (かさ、重量増=>高熱による焼却処理が必要)
<回収するオムツなどのゴミが減ることで>
1.回収員の負担軽減、感染症り患軽減
2.直接的な焼却ゴミの減量
3.焼却コストの削減

◎一般女性:使用済み衛生用品の廃棄処理
・出先で使用済み衛生用品を安心して捨てる場所が無い
・幼稚園で子供の使用済みのオムツを持ち帰る必要がある
 (=>持ち帰ることで周囲への「臭い」が気になる)
<最寄りの水洗トイレに流すことで>
1.周囲への気遣いから解放される
2.感染症り患の危険性軽減
3.個人の尊厳が保たれる

◎高齢男性:使用済み衛生用品の廃棄処理
・出先で使用済み衛生用品を安心して捨てる場所が無い
 (=>持ち帰ることで周囲への「臭い」が気になる)
<最寄りの水洗トイレに流すことで>
1.周囲への気遣いから解放される
2.感染症り患の危険性軽減
3.個人の尊厳が保たれる

◎家庭介護の家庭:排泄ケアの精神的、肉体的負担軽減
         使用済み衛生用品の廃棄処理
・コロナウイルス、O157、ノロウイルスなど感染症の危険性
・排泄ケア時の衛生面での懸念(臭い、不潔感)
・ゴミの増加と搬出時の身体的負担増
<水洗トイレに流すことで>
1.感染症り患の危険性軽減
2.即時処理による排泄ケアのストレス低減
3.ゴミの減量と身体的負担軽減

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コンバーティングプロダクツ&テクノロジー

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