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2025/4/15

【ネイチャーポジティブ】日本精工、生物多様性のための30by30アライアンス「TNFDフォーラム」に加盟

 日本精工(NSK)は、生物多様性の取り組みに関して、環境省が推進する「生物多様性のための30by30アライアンス」および国際的なイニシアチブである自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD:Taskforce on Nature-related Financial Disclosures)の活動を支援する「TNFDフォーラム」に加盟した。
 環境省が推進する「生物多様性のための30by30アライアンス」は、2030年までに生物多様性の損失を食い止め、 回復させる(ネイチャーポジティブ)というゴールに向け、 2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標の達成に向けたアライアンス。
 TNFDは、自然資本及び生物多様性に関するリスクや機会を適切に評価し、開示するための枠組みを構築する国際的組織で、TNFDフォーラムは、多岐にわたる分野の専門知識を有する企業・機関・団体が集まり、TNFDに関する最新情報を共有し、情報開示枠組みの構築に向けた支援などを行っている。
 NSKは、ネイチャーポジティブへの貢献に向けて、上記加盟を通じて、事業活動が自然に与える負荷や自然の損失によるリスクの検討を行い、それらの適切な情報開示に努める。また、ステークホルダーとも連携しながらバリューチェーン全体で自然資本や生物多様性の保全への取り組みを通じて、持続可能な社会への貢献と更なる企業価値の向上に努める。
■NSKの生物多様性への取り組みについて
 NSKグループは、ネイチャーポジティブ*1 に貢献するため、「NSK生物多様性ガイドライン」*2 に生物多様性の保全に向けた基本方針、行動指針を定め、事業活動が生物多様性に与える影響を把握し、ネガティブな影響の抑制とポジティブな影響の促進を図っている。
 NSKグループは、絶滅危惧種の保護や植樹活動、里山保全活動、天然記念物の保護、海岸保全活動など、生物多様性に関する社会貢献活動をグローバルに展開している。
*1 ネイチャーポジティブ:自然を回復軌道に乗せ、生物多様性の損失を止め、反転させることを指す。
*2 NSK生物多様性ガイドライン:2010年10月制定。

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