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2024/4/3

【人材育成】ダウ日本、科学に携わる仕事のやりがいを伝える中学生向け教育プログラム「カガクのチカラ」実施

 ダウ・ケミカル日本は3月18日、私立三田国際学園中学校(東京都世田谷区)の生徒に対し、科学分野での仕事のやりがいや楽しさを伝える教育プログラム「カガクのチカラ」を実施した。
 ダウ日本グループ(ダウ・ケミカル日本、ダウ・東レ)のボランティア社員が講師となり、約70名の中学2年生を対象に、科学が持続可能な社会を築く上で果たす役割やキャリアについて語り、生徒たちとワークショップを行った。
 ダウ日本は、2017年より同プログラムを継続しており、今回が7回目。ダウ日本の親会社、ダウ(ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー)が米国に本社を置く素材科学会社であることから、科学分野における次世代育成に貢献することや、中学生に社会で働くことの意義を感じてもらうことを目的に、「NPO法人じぶん未来クラブ」と協働で同プログラムを企画してきた。
 今年のプログラムでは、8名のボランティア社員および8名のボランティアの大学生が講師を務めた。参加した生徒からは「中高生のうちに意識するべきこと、仕事のやりがいなど、自分の将来に生かせる話を聞けた」「将来について不安に思っていたが、選択肢が増えた。仕事でやりがいを感じられることを知り楽しみになった」など、多くの感想が寄せられた。
 ダウ・ケミカル日本グループプレジデントのパトリック・マクラウド氏は、「地域社会の構築と未来の科学者やエンジニアの育成に貢献していることを誇りに思います。こうしたポジティブな経験を通じて従業員も新たなインスピレーションを得ることができ、それを職場に持ち帰ることで、よりコラボレーティブでイノベーションが生まれる職場となるでしょう」と述べている。
 ダウは、サステナビリティ、コミュニティの繁栄、STEM(化学、技術、工学、数学)分野の人材育成を社会貢献の柱とし、小学校や地域団体と清掃活動を行う地域参加型リサイクルプログラムの実施、コミュニティで貢献する女性リーダーを表彰する「チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞(CCJA)」への協賛など、さまざまな寄付やボランティア活動を実施している。未来のイノベーターを育てることを目的とした日米の官民パートナーシップ「TOMODACHIイニシアチブ」のパートナー企業としての活動は今年で10年目を迎える。また教員を養成する「認定NPO法人Teach for Japan」との活動にもボランティア社員が活躍している。今後も、このような活動を通じた社会への貢献を行っていくとともに、従業員の前向きな就業体験を促進していく。

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