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2025/10/31

【内装用化粧シート】大日本印刷、超低艶の質感と高意匠を両立した「MATTISSIMO」を発売

　大日本印刷（DNP）は、デベロッパーやインテリアコーディネーター、内装デザイン会社向けに、マット（低艶）な質感で意匠性が高く、指紋がつきにくい内装用化粧シート「DNP高質感化粧シート サフマーレ マッティシモ（MATTISSIMO）」＊1を2025年10月31日に発売開始した。

　DNP独自ブランドの「MATTISSIMO」は、室内建具（ドア・引き戸）・収納・内装部材（造作材等）として2024年1月に発売した「DNP EBオレフィンシート サフマーレ プレミア」＊2の技術を活かし、厳選したDNPオリジナルの色柄ラインアップの製品を小ロットでも提供可能にしたもの。クライアントにとって、住宅やホテル等の「物件単位」での導入や、高い意匠性・トレンドが求められる内装・家具などで、より活用しやすくなった。

＊1　「MATTISSIMO」のWebサイト → https://livingspace.dnp.co.jp/product/brand/brand14/

【「MATTISSIMO」の特長】

1．デザインの潮流にあった豊富なバリエーション

　DNPは、国内外の多様なデザインのトレンドを分析して独自に創出した“ライフスタイル”に合わせて、建具用・床用のシートの新製品で空間をコーディネートした「DNP 5 Styles」を毎年発表している。近年、あたたかみや爽やかさを感じるグレージュ・ベージュで構成した、肩ひじ張らない明るい空間が増えている世界的なインテリアの潮流を捉え、DNP 5 Stylesを提案しています。今回発売する「MATTISSIMO」では、現代のライフスタイルと長く使用できる色柄を検討し、全10色のラインアップを展開する。多様なインテリアテイストで使用できるベーシックカラー6色と、自然界から着想を得て末永く愛着が持てるカラー4色（受注生産品）を用意した。

2．従来は困難だったマット（低艶）な質感を実現

　DNPは、基材に色柄を印刷した上で、新たに開発した特殊コーティングを施すことにより、従来オレフィン系樹脂フィルムでは表現が困難だったマット（低艶）な質感と滑らかな触感を実現した。艶消し剤を使わずに、グロス値（光沢度）5%以下＊3という“超低艶”と実使用における“耐久性”を両立している。色が映えて他の素材とも調和しやすく、グレア（反射光）のまぶしさも抑えられるため、インテリアコーディネートなどに適している。

3．独自の触感で心地よい空間づくりが可能

　表面の微細な凹凸（おうとつ）の効果で、天然のシルクや木地のような滑らかな触感を実現しました。また、指紋の付着を防止する機能によって、特に濃色の扉など指紋が目立ちやすい箇所にも、本製品を安心して活用できる。

【今後の展開】

　DNPは、マンション・戸建などの住宅、およびオフィス、ホテルなどの非住宅、インテリア関連業界に「MATTISSIMO」を提供し、2027年度までに累計3億円の売上を目指す。

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