アーカイブ情報

2024/11/27

【大型幅広ロールTOロールプリンター】、マスターマインド、非インクジェットメディアにも印刷可能なハイブリッドレジンインク搭載のロール TO ロールプリンターをリリース

 マスターマインドは低温、低VOCで様々な非インクジェットメディアに印刷が可能な「ハイブリッドレジンインク」を搭載した大型幅広ロールTOロールプリンター「MMP-19000RI」を2024年11月25日にリリースした。

ハイブリッドレジンインク搭載ロールTOロールプリンタ― MMP-19000RI

■ハイブリッドレジンインクとは
 水性レジンインクが持つ様々な素材への高い密着性や追従性を、溶剤を非常に安全でマイルドな油性に変更することで、水性レジンインクの特徴を生かしつつ、インクの乾燥性を高めた新発想のレジンインク。

水性レジンインクが持つ様々な素材への高い密着性や追従性を、溶剤を非常に安全でマイルドな油性に変更することで、水性レジンインクの特徴を生かしつつ、インクの乾燥性を高めた新発想のレジンインク

■ハイブリッドレジンインク同インクの特徴
1.高密着性

▶非インクジェットメディアに下処理なしで印刷が可能。
▶通常のレジンインクと同じく熱で顔料と樹脂を定着させる。
▶通常のレジンインクと同様に柔軟性に優れている。
▶耐水性に優れている。
▶ロールメディアだけでなく、熱を加える事がができればアクリル、アルミ、ガラスなどへの印刷が可能。

2.速乾性
▶必要とする熱量が40~50℃と比較的低い。
▶熱の影響を受けやすい素材への印刷が可能。
▶印刷面に発生する揮発成分を常に除去することで滲みを防ぐことが出来る。
▶VOCは発生するが、通常のエコソルよりも少なく、揮発時間は非常に短い。
▶印刷直後のラミネート加工が可能(屋内用途であればそのままでもOK。

3.光沢性
▶インクの基本要素となる定着樹脂と分散体を1から開発。
▶定着樹脂がマイルドで安全性の高い溶剤に完全に溶け込んでいる。
▶低粘度で高定着なインクに仕立てることが可能。
▶顔料は対候性のあるものを選択。

■MMP-19000RIの特徴
▷印刷幅1900㎜の幅広ロールTOロール
▷プララテンヒーター+連動式アフターヒーター にて印刷後乾燥を促進
▷印刷幅の広さを生かした2丁掛けも可能。
▷EPSON製 13200を搭載
▷保守サービスは全国にサービス拠点のある同社にお任せ


エプソン13200純正プリントヘッドで高品位印刷を実現

■MMP-19000RIの使用例
1.インクジェット受理層のない「生ユポ紙」に印刷することで、メディアのコストを削減。 また、ユポ紙のような熱の影響を受けやすいメディアへの印刷
2.オフセットコート紙やクラフト紙など、非インクジェットメディアへの直接印刷して、 余った紙を有効活用
3.UVインクでは表現の難しい光沢感や、凹凸感のない仕上がりを必要とする印刷物に
4.耐水性に優れているので、室内であればラミネートなしでバナーなどに
5.VOCの揮発が早いため、ラミネート加工をすぐに行うことができ、製作時間を短縮できる

■MMP-19000RI 製品仕様

カテゴリー
コンバーティングプロダクツ&テクノロジー

PAGE TOP