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2025/6/21

【理工チャレンジ】日本精工、女子学生向けの理工系キャリア選択応援イベント「NSK夏のリコチャレ2025」を8月に開催。参加者募集中

 日本精工(NSK)は、エンジニアリングやモノづくりに関心がある女子学生(中学生、高校生、高専生、大学生、大学院生)を対象とした「NSK夏のリコチャレ(理工チャレンジ)2025」の参加者募集を開始した。同イベントは、8月に本社およびオンラインで開催する。
 「リコチャレ」とは、理工系分野に興味・関心のある女子学生の進路選択を支援するために、内閣府男女共同参画局や文部科学省、日本経済団体連合会などが中心となって行っている取り組み。NSKは、この「リコチャレ」に応援団体として2018年から参加しており、今年で7年目のイベント開催となる。
 「NSK夏のリコチャレ2025」では、対面とオンラインの2つの形式で、女性エンジニアとのコミュニケーションを通じて、キャリア選択のヒントが見つかるイベントを開催する。いずれの形式も、エンジニアとして活躍しているNSKの女性社員が作業をサポートするため、特別なスキルは不要で、誰でも気軽に参加することができる。
 対面形式では、「マーブルマシン(ボールがレールを転がり続けるおもちゃ)」を題材に、図面の作成と部品の組立を行う、設計エンジニアの疑似体験ワークを実施する。また、デジタルファブリケーション(デジタル技術を活用して設計・製造を行うモノづくりの手法)の体験では、技術開発の最先端でも使われる3DスキャナやDプリンタの実演を通して、モノづくりやテクノロジーを体感できる。今年から新たに女性エンジニアとの交流時間を設け、理工系進学・就職のロールモデルを知り進路選択を考えるきっかけを提する。

<対面形式>マーブルマシン組立体験の様子

 オンライン形式では、メーカーやエンジニアの仕事の面白さや重要性を学べる。今年は初の取り組みとしてライブ中継による「オンライン工場見学」を実施し、現地で働く女性エンジニアがベアリングの製造工程をご紹介する。その後、工場見学で見たベアリングを、実際に組立する体験することができる。また、革新的な技術開発に取り組む理工系大学の教授が、女性エンジニアのキャリアやモノづくりの仕事の魅力について語るビデオメッセージも紹介する。

<オンライン形式>左:NSK社員が製品(ベアリング)について解説する様子、中:ベアリング組立体験の様子、右:ベアリング製造工場の様子(ライブ中継による工場見学イメージ)

<イベント概要>
■対面形式
名   称
 触ってみよう!作ってみよう!エンジニアになってみよう!
 アイデアをカタチに!~デジタルファブリケーション1-DAY CHALLENGE~
対   象
 中学1年~高校3年および高専1年~3年の女子学生
日   時
 2025年8月5日(火) 10:00~16:00
プログラム
 マーブルマシン設計組立体験、3Dスキャナ&プリンタ実演ほか
募集人数
 20名(先着順)
開催方法
 日本精工本社ビル(東京都品川区)にて対面開催
参加費
 無料
詳細・申込みURL
 https://www.nsk.com/jp-ja/company/career/rikoChallenge1/
申込締め切り
 7月22日
■オンライン形式
名   称
 触ってみよう!作ってみよう!エンジニアになってみよう!
 ものづくりのヒミツ発見!
 ~ベアリング組立体験&工場見学ツアーONLINE CHALLENGE~
対   象
 高校1年~修士1年の女子学生
日   時
 2025年8月22日(金) 13:00~14:00
プログラム  
 ベアリング組立体験、オンライン工場見学ほか
募集人数
 20名(先着順)
開催方法
 Zoomによるオンライン開催
参加費
 無料
詳細・申込みURL
 https://www.nsk.com/jp-ja/company/career/rikoChallenge2/
申込締め切り
 8月17日
■NSKの次世代育成支援活動
 NSKは、「科学技術の振興」「次世代の育成」「地域との共存共栄」を社会貢献活動の重点分野と位置付け、研究機関への助成や奨学金の給付、インターンシップの受け入れなど、幅広い活動を実施している。この一環として、子ども達に「科学」を身近に感じ、興味を持ってもらうために、工場見学会や科学教室などの体験型プログラムを開催している。
 現在、日本国内においては理工系分野を目指す女性が少ないことが課題となっている。NSKは内閣府男女共同参画局が推進している「リコチャレ(理工チャレンジ)」に賛同し、理工系分野に興味・関心のある女子学生のチャレンジを応援していく。

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