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2025/4/15

【CHINAPLAS 2025】BASF、プラスチックジャーニー(#OurPlasticsJourney)による持続可能なイノベーションと共創で、ネットゼロの未来を推進

BASF 出展: CHINAPLAS 2025、深セン世界エキシビション&コンベンションセンター、ホール 17 ブース D91

 BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)はCHINAPLAS 2025にて、プラスチックジャーニー(#OurPlasticsJourney)の MAKE-USE-RECYCLE(製造ー使用ーリサイクル)の各段階でサステナビリティ、サーキュラリティ、性能を向上させる持続可能なイノベーションと共創を発表し、顧客のグリーントランスフォーメーションを実現するというコミットメントを改めて表明した。

 BASF パフォーマンスマテリアルズ事業本部アジア太平洋地域のシニア・バイスプレジデントであるアンディ・ポスルスウェイトは、次のように述べている。
「サステナビリティが業界において重要な位置を占めるなか、私たちはお客様がサステナビリティ目標を達成 し、コスト効率よくグリーントランスフォーメーションを実現するためのイノベーション、共創そしてプロジェクトに注力してきました。CHINAPLAS 2025 において市場の需要に応えるだけでなく、プラスチック産業での可能性に挑戦するソリューションをご紹介できることを大変うれしく思います。CHINAPLAS 2025 は、業界のリーダーたちとの対話を深め、持続可能な取り組みへの転換を加速させるチャンスです。私たちは、ネットゼロの未来を支えるソリューションを共創し、グローバルなサーキュラーエコノミーにおけるアジアの役割を強化するために、パートナーの皆様とのつながりを深めていきます」

 CHINAPLAS 2025 の BASF ブースでは、以下の展示を含め、プラスチック産業における製品バリューチェーン別の具体的な材料ソリューションが、より持続可能な未来のためにどのように製造、使用、リサイクルされているかを確認できる。

・世界初のバイオマスバランス・アプローチによるポリエーテルスルホン(PESU)
https://www.basf.com/jp/ja/media/news-releases/global/2025/3/p-25-034

・高流量の Ultrason® D 1010 G6 U40
https://www.basf.com/jp/ja/media/news-releases/global/2025/4/p-25-064

・Ultramid® Advanced T1000 のポートフォリオを拡充
https://www.basf.com/jp/ja/media/news-releases/global/2025/3/p-25-049

・WAL Low Carbon Technology(ワル・ロー・カーボン・テクノロジー、本社:中国 安徽省)と BASF は共同で、商用車用エアタンクに BASF の高性能材料ソリューション Ultramid®ポリアミドを使用した革新的な製品を開発した。このソリューションは、アルミニウム製と比較して10~20%、スチール製と比較して50%以上の軽量化を実現する。エアタンクを製造する際は、一体の射出成形工程で済むため、エネルギー効率も向上。そのため、金属製では通常必要とされる二次的な溶接作業が不要になる。

・「Loop」 - 再生原料を使用した市場への供給が可能な一連のポリウレタンソリューションが、フットウエア産業、自動車産業、合成皮革産業向けに開発された。これには、BASF のリサイクル可能な PU システムを使用するとこから始まる。新たな始まりを生み出すうえで大切な資源となる廃棄物を、専用の施設で分別・破砕。その際に、特許取得済みのPUリサイクル技術によって高度な最先端の液化技術を組み合わせることで、ポリウレタン製品を業界基準に適合した、優れた商業的実現性を備えた高品質のリサイクル材料へと再生する。再生された原料は最終的に、新しいPUソリューションの製造に使用され、ポリウレタンの「ループ」が完成する。

 BASF と Circular Tree(サーキュラー・ツリー、本社:ドイツ ベルリン)が共同開発した PACIFIC アプリは、BASF製品の製品カーボンフットプリント(PCF)データを交換するためのソリューション。このアプリは、BASFが業界をリードするツールであり、プラスチックジャーニー(#OurPlasticsJourney)をサポートする様子についての実演デモンストレーションも会場で用意している。

 PACIFICアプリは、Catena-X 規格に準拠したPCF値を交換するための、非常に使いやすく、技術的にも強力なツール。

 BASFはCHINAPLAS 2025にて、Plastics Recycling & Circular Economy Conference、6つのテックトーク、SportsTech Chic & Green Conferenceなどの同時開催イベントにも参加する。

・4月14日開催 Plastics Recycling & Circular Economy Conference:サーキュラリティに向けたBASFのソリューションを紹介。

・主催者テックトーク:Green Low-Carbon Solutions セッションでは、BASFがポリウレタンのLoopソリューションについて解説。Automotiveセッションでは、e-モビリティのイノベーションに向けたBASFの高性能材料ソリューションや軽量シャーシ用ソリューションを紹介。New Materialsセッションでは、新たに発表するUltraform® POM N2800Zシリーズと、自動車用途のサステナブルな材料を紹介。

・4月15日~17日、ホール20開催SportsTech Chic & Green:軽量で耐久性に優れた高性能スポーツ用品、スポーツウェア用機能性生地、サステナブルなアスレジャー用品やスポーツ用品、パーソナライズされた革新的なスポーツ用品を紹介。

CHINAPLAS 2025におけるBASFのプレス写真と最新情報は、下記から確認できる。https://plastics-rubber.basf.com/global/en/performance_polymers/news- events/Events-Overview/2025/chinaplas-2025

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