アーカイブ情報
2025/5/10
【MEX金沢2025】日本精工、Z-θアクチュエータ、状態監視ソリューション展示
日本精工(NSK)は2025年5月15日~5月17日に石川県産業展示館で開催される「MEX金沢2025(第61回機械工業見本市金沢)」に出展する。
MEX金沢は、石川県産業展示館で毎年開催される、北陸地方最大級の機械工業見本市。金属工作・加工機械や、電機・電子関連機器などの流通促進と技術交流をはかり、産業と貿易の振興発展に寄与することを目的としている。今年は“技術が切り拓く、未来の鼓動”のテーマで開催される。
NSKの出展コンセプトは、“『MORE THAN PRECISION』 あたらしい動きが、次の世界をつくりだす”。
NSKは、新たな課題や目指すべき目標が発見される度にそれを追い求め、世の中を確実に前進させてきた。そしてこれからも、取り組まなければいけない課題から決して逃げない。あたらしい動きとアイデアが、次の世界を変える。NSKは、さらなる精度を追い求め、挑戦し続けることを表している。
NSKは、未来社会に貢献するNSKの取組みを知っていただくため、「Z-θアクチュエータ(読み:ゼットシータアクチュエータ)」「状態監視ソリューション」などを展示する。

(1)Z-θアクチュエータ<参考出展>
1つの軸の上で、Z軸(直線軸)とθ軸(回転軸)の運動を実現したアクチュエータ。ボールねじなどの直動製品と、ダイレクトドライブモータ(製品名:メガトルクモータ)などの回転方向の高精度位置決め・搬送装置、いずれをもラインアップに持つNSKだからこそ開発できた製品。昇降-回転用の駆動部や防水・ブレーキ構造を全て一軸上に配置し、ストレートな外径を実現しており、FA装置や立型工作機械・竪型射出成形機などに内包させることで、顧客の装置の小型化に寄与する。会場では動的展示を行い、直線運動と回転運動の動きを実際に披露する。
(2)状態監視ソリューション
AIと設備診断エキスパートによる機械設備の保全の最適化、省人化、製品品質の改善のソリューションである状態監視システムを展示する。

その他として、内径寸法は同一で、外径寸法が異なるさまざま軸受を展示する。同じ内径でも外径によって薄肉から厚肉まで軸受のラインアップは千差万別。その違いを目で見ていただくだけでなく、手に取って触っていただくことで、軸受の回転の滑らかさも体感していただける。
- カテゴリー
- コンバーティングニュース