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2026/5/26

【オーバーコート層】大阪シーリング印刷 、「筆記・印刷可能な糊付きサーマルレジロール」を開発

 OSPグループの中核企業で、シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促ツールまでをワンストップで製造する大阪シーリング印刷は、クイックサービスレストラン用途などに向けた製品「筆記・印刷可能な糊付きサーマルレジロール」の開発に成功した。

 一般的なライナーレスサーマルラベルはダイレクトサーマル印字が可能で、表面紙にシリコーンを塗工しているため粘着剤が付着せずきれいに剥がせますが筆記や印刷は困難です。一方、シリコーン塗工していないラベルは、筆記や印刷は可能ですが剥離性がない。クイックサービスレストランでの使用を想定して、容易に剥がれる離型性と筆記・印刷適性という相反する特性を兼ね備えたオーバーコート層を開発した。その離型性(シリコーン塗工時ほど軽くない)に合わせて、再剥離性のある粘着剤を斜線状にパターン塗工。ベタ塗りに比べると塗工量50%削減、また斜線状のためどこでカットしても被着体にまんべんなく貼付け可能。クラフト袋や食品を包む薄い紙、凹凸面にもきれいに貼付けができ、貼り直す際も破けずに剥がすことができる。

 

 

■開発背景

 クイックサービスレストラン(QSR)は、注文を受けてから短時間で商品を提供することや、トッピングやシロップやソースの増減、ミルクの変更、調味料や食物アレルギーの対応など顧客の多様なカスタマイズにも応えている。店頭で受けた注文はダイレクトサーマル印字で伝票作成し、それを見ながらキッチンで調理されます。同じ伝票にカスタムオーダーの対応や袋詰めの確認など手書きでチェックできると、スピードと正確性が求められるQSRの現場で活用できるのでは、と考え開発に着手した。

■ライナーレスのメリット

 コスト面では、剥離紙の原料代や使用後の廃棄代が削減できる。また、剥離紙を剥がす工程がないため作業効率向上や、保管スペースがコンパクトなこともメリット。環境面においては廃棄物が出ないことや、剥離紙分が軽量化されるので輸送時のCO2排出量削減などがある。

■従来品との比較

 印刷適性と筆記適性についてシリコーン塗工ありのライナーレスサーマルラベルと比較実験を行った。以下の通り、印刷についてはインキ転移性と密着性が確認でき、筆記についても視認性があり読み取り可能。

 

■薄い紙や凹凸面にも貼付け・貼り直し可能

 前述の通りQSRでの使用を想定したサーマルレジロールで、ホット飲料にも対応し、凹凸のあるカップやプラスチックトレーなどにも貼付けができる。再剥離性粘着剤を使用した微粘着で、食品を包む薄い紙やクラフト袋も破かずきれいに剥がれるので貼り直しも可能。プラスチックトレーなども糊あとも残さずきれいに剥がせる。

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