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2026/4/28

【サーマル紙】大阪シーリング印刷、ナチュラルな色合いの「Treeloop Thermal」をラインナップに追加

 OSPグループの中核企業で、シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促ツールまでをワンストップで製造する大阪シーリング印刷は、発色原料の一部にバイオマス由来の顕色剤を使用したサーマル紙「Treeloop Thermal(TM)」を2026年5月21日よりラインナップに追加します。

 サーマル紙の材料である顕色剤は、一般的に石油由来の原料が使用されているが、同製品は、その一部にクラフトリグニンを使用したリグニン顕色剤に置き換えた環境対応製品。クラフトリグニンとは、木材から パルプを取り出す際に発生する黒液(黒褐色の廃液)に含まれている成分で、廃液を原料として活用することでアップサイクル、さらに石油由来の顕色剤使用を減らすことで環境負荷軽減も実現させた。また、海外の法規制で使用禁止されているビスフェノールA、使用制限があるビスフェノールSを顕色剤に使用していないため、国内だけでなく海外での販売強化も図っていく。
開発背景
 自然志向や環境に配慮した商品の雰囲気に合うように、クラフト紙のサーマルラベルの要望があった。しかし、クラフト紙にサーマル層を構成すると温かみのある独特の風合いが損なわれたり、表面のざらつきによりきれいに印字できないという課題があった。それをクリアにするために開発に着手。触感は一般的なホワイトのサーマルラベルと同等で、ライトブラウンでナチュラルな色合いのラベルを製品化した。
コスト削減と廃棄物削減のメリット
 インクリボンを使用する熱転写方式では、リボンのコストと使用後のフィルム製リボンの廃棄が課題となるが、ダイレクトサーマル印字ではリボンが不要なため、コストと廃棄物を大幅に削減できる。また、インクリボンの交換作業が不要になることで作業効率も向上する。

カテゴリー
コンバーティングプロダクツ&テクノロジー

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