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2026/5/8

【デジタル印刷】TOPPAN、企業ごとのオリジナルデザインに対応した「カートカン」提供開始

 TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPANは、企業・団体・自治体などに向けて販売している「カートカン®」において、デジタル印刷によるオリジナルデザイン仕様の提供を2026年5月より開始する。
 TOPPANは、環境に配慮した紙製飲料容器「カートカン」を1996年より提供しており、これまで多くの食品・飲料メーカーで採用されてきた。2025年6月には、企業・団体向けに「カートカン」に充填した天然水や緑茶の販売を開始しており、ノベルティや来客・会議用途などで、プラスチック使用量の削減や資源循環に貢献する製品として展開している。
 今回新たに提供を開始するオリジナルデザイン仕様は、デジタル印刷を活用することで、小ロットでの生産に対応したもの。これにより、環境配慮とオリジナリティを両立した「カートカン」を手軽に導入することが可能になる。

デジタル印刷によるオリジナルデザイン仕様の「カートカン」

 近年、脱炭素社会への取り組みやプラスチックごみ削減の重要性が世界的に高まる中、環境に配慮した容器包装への需要は拡大している。そこでTOPPANグループは、脱炭素社会を実現する取り組みの一環として、2023年よりパッケージを起点としたTOPPANグループのサステナブルブランド「SMARTS™」を展開し、持続可能な社会づくりを推進している。
 「SMARTS」ブランドの一つである「カートカン」は、TOPPANの透明蒸着バリアフィルム「GL BARRIER(※1)」を使用した、長期保存と風味維持が可能な紙製飲料容器です。原料に間伐材を含む国産材を30%以上利用しており、「間伐材マーク」を取得していることから、積極的にサステナブル活動を推進する食品・飲料メーカーなどで採用が広がってきた。2025年6月には企業向け「カートカン」天然水や緑茶の販売を開始し、ノベルティや来客、会議用途などに採用されることで、企業の環境負荷低減への取り組みを支援してきた。

 一方で、企業活動においては、環境負荷低減に向けた取り組みを進めるだけでなく、そうした姿勢を生活者や取引先、社員に分かりやすく伝えたいというニーズも高まっており、企業や団体ごとのオリジナルデザイン「カートカン」に対する要望が増加していた。しかし、従来のグラビア印刷では一定以上の生産ロットが必要となるため、企業のノベルティや限定配布用途での導入にはハードルがあった。こうした課題に対しTOPPANは、デジタル印刷に着目。デジタル印刷による小ロットでも柔軟に対応できる生産体制を構築することで、企業や団体ごとのオリジナルデザインを施した「カートカン」の提供を可能にした。

オリジナルデザイン「カートカン」の特長
・小ロット対応でオリジナルデザインを実現
 デジタルデータから直接印刷を行う版不使用のデジタル印刷を採用することで、従来のグラビア印刷では難しかった小ロットでのオリジナルデザイン展開が可能。企業ロゴやブランドメッセージ、キャンペーンビジュアルなどを反映したパッケージを、用途に応じて柔軟に提供できる。

・高い見当精度による、精緻なデザインを再現
 デジタル印刷は、高い見当精度により、細部まで繊細なデザイン表現が可能。従来のグラビア印刷と比較しても遜色のない印刷再現性を備えており、企業ロゴなどのオリジナルデザインを忠実かつ高品位に再現する。

・プラスチック使用量の削減が可能
 「カートカン」は紙製飲料容器であるため、一般的なオリジナルデザインの飲料として多く提供されているプラスチック製のPETボトルと比べて、容器として使われるプラスチック使用量比率を約30%に抑えることができる。

オリジナルデザイン「カートカン」の概要
発売日:2026年5月8日
内容物:天然水
容量:195g
最小発注数:5000本~ ※製造頻度などよって変動
参考価格:100円(税抜)/本~ ※送料別/製造本数などによって変動
販売元:TOPPAN株式会社
採水地:長野県茅野市ちの

今後の目標
 TOPPANは、オリジナルデザインの「カートカン」天然水を、環境配慮に取り組む企業・団体・自治体への提供を進めると同時に容量や内容物のバリエーションを拡充し、より幅広いニーズに対応していく。これらの取り組みを通じて、2030年度に2000万本以上の提供を目指す。

カテゴリー
コンバーティングプロダクツ&テクノロジー

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