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2026/4/21
【プラスチック添加剤】BASF、「HALS」「NOR HALS」の生産能力を拡大し、世界的なメガトレンドに対応
BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は、標準的なHALS製品とNOR(R) HALS製品の両方の生産能力を拡大することで、プラスチック添加剤ソリューション分野におけるリーダーシップの地位を強化する。今回の投資は、高性能プラスチックに対する世界的な需要の高まりを支えつつ、実績があり、将来に対応できるテクノロジーの確実な供給を確保するもの。BASFは、高度なNOR(R) HALSプラットフォームを通じて、紫外線量の増加、ますます予測困難になる気象条件、そして厳格化する環境規制といった、プラスチック利用における主要なメガトレンドに対応する。こうした傾向により、長寿命化、耐久性向上、そしてサステナビリティのさらなる推進を実現する材料への需要が高まっている。BASFのプラスチック添加剤事業グローバル製品管理責任者であるヨルグ・ベントラーゲ氏は次のように述べている。
「私たちはHALSおよびNOR(R) HALSの生産能力を拡大することで、供給の安定性を高め、市場の継続的な成長に備えています。当社のテクノロジーは、お客様のサステナビリティ目標を支援しつつ、製品性能の向上に貢献します」

成長を続ける中国の施設園芸分野を支援
気候条件がますます厳しくなり、サステナビリティへの期待が高まるなか、生産者、とりわけ世界最大の施設園芸市場*である中国の生産者は、耐久性、効率、そして環境への配慮を兼ね備えたフィルム材料を求めている。現代の農業用フィルムは、強い日差しや熱に耐えるだけでなく、強力な農薬や、薄型化に伴う機械的ストレスにも耐える必要がある。BASFのNOR(R) HALSテクノロジーは、強い紫外線への曝露、高温、酸性の微気候を生み出す硫黄系製品、そしてますます強力化する農薬に対して、業界トップクラスの耐性を発揮する。この堅牢な安定性により、構造的および光学的な完全性が向上し、複数シーズンにわたって信頼性の高い性能を実現することで、交換頻度、作業負担、および廃棄物を削減する。
これらのメリットは、多様な気候帯にまたがる食料生産を維持するために、グリーンハウス用フィルム、マルチフィルム、トンネル用フィルム、サイレージ用フィルム、およびベールラップフィルムが不可欠である中国において、とりわけ重要となる。BASFのNOR(R) HALSプラットフォームは、強い日差しのもとや酸性条件下でも長期的な耐久性を発揮し、回収の容易化やフィルムの破損減少を通じて土壌へのプラスチック蓄積を低減するとともに、頻繁なフィルム交換の必要性を最小限に抑えることで生産者の生産性を向上させる。このテクノロジーは、光学的透明度と構造的完全性を維持することで、一貫した光透過率を確保する。これは、中国のグリーンハウス栽培における収量を最大化するための重要な要素。同時に、耐久性の向上と材料使用量の削減により、中国のサステナビリティへの意欲的な方針と、施設園芸分野における継続的なリーダーシップをサポートする。

耐摩耗性(AR)の製品形態で、より安全な取り扱いを実現
メーカーは、強度や耐久性を損なうことなく、より薄いフィルムを製造できるというメリットを享受できる。これにより、材料の使用量と環境への影響を低減しつつ、複数シーズンにわたって安定した性能を確保することが可能。安全性と生産効率をさらに高めるため、BASFはNOR(R)ソリューションをAR(耐摩耗性)形態で提供しており、これにより取り扱い時や加工時の粉塵の発生を大幅に低減する。こうしたアプローチにより、より清潔な作業環境が実現し、添加作業やマスターバッチの製造が簡素化される。
*国際農業用プラスチック委員会(CIPA グローバル・リーチ - CIPA 施設園芸)
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