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2025/4/7
【リサイクル】日本ガラスびん協会、「(自主認定)ガラスびんリサイクルマーク」の運用開始
日本ガラスびん協会は、分別排出を分かりやすくすることでリサイクルを促進するための「(自主認定)ガラスびんリサイクルマーク」の運用を開始した。
ガラスびんはリサイクルすれば何度でもガラスびんに生まれかわるサステナブルな容器。使い終わったガラスびんを集めて再利用することで資源循環のみならずCO2排出量と廃棄物の削減や環境負荷の低減にもつながる。こうした優れた環境特性があるにも関わらず、消費者意識調査では残念ながら「サステナブルな容器としての認知度が低い」「マークがあれば分別もしやすい」との調査結果が出ている。
また、ガラスびん以外の包装容器には識別表示義務があるためマークがあるが、ガラスびんにはマークはなかった。そのため、ガラスびんにもリサイクルマークを表示することで環境にやさしい容器であること、「びんtoびん」の水平リサイクルの推進やリサイクル率向上により循環型社会に貢献できるということを広めるために、この度、ガラスびんのリサイクルマークを作成し制定した。

■「(自主認定)ガラスびんリサイクルマーク」の表示対象容器
<表示可能なガラスびん>
•ガラスの組成が「ソーダ石灰ガラス」のガラスびんであること。
•国内で製造・販売されるガラスびんであること。
•国内での販売・利用を目的に輸入されるガラスびん入り製品であること。
•「ワンウェイびん」もしくはリユースが可能な「リターナブルびん」であること。
<表示できないガラス製品>
•陶磁器など、ガラスびん以外の製品。
•コップや花瓶など、ガラスびん以外のガラス製品。
•耐熱ガラスやクリスタルガラスなど、組成の異なるガラス製品および乳白色のびん。
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