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2024/5/17

【人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA】日本TI、「より安全でスマート、そして持続可能な未来の実現」をテーマに革新的な半導体技術を紹介

 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、来る5月22日~24日にパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA」に出展し、「ゾーン アーキテクチャ/ソフトウェア ディファインド ビークル」や「自動車の電動化」「先進運転支援システム(ADAS)」などのアプリケーション分野でイノベーションを促進するTIのテクノロジーを紹介する。また、同展示ブースでは、TIのエンジニアが展示内容に関するインサイトを解説する技術セッションも開催する。ブースは、ノース会場のN12。
 「より安全でスマート、そして持続可能な未来の実現」をテーマに、自動車業界の最新の変革を加速させるTIの革新的な半導体技術を紹介する。具体的には次のようなものになる。
(1)Zone architecture /ゾーンアーキテクチャとソフトウェア ディファインド ビークル(SDV)
 自動車の電動化と安全技術の向上に伴い、自動車メーカーは、ゾーン アーキテクチャのようなサービス指向型のアーキテクチャへ移行している。SDVの基盤となる、通信、電力分配、負荷制御を車内の場所ごとに組織化するゾーン アーキテクチャへの移行を可能にする、アナログおよび組み込み処理テクノロジーを紹介する。
(2)Vehicle electrification / 自動車の電動化を推進
 半導体技術と設計の専門技術における絶え間ないイノベーションにより、EVの航続距離の大幅な伸長、EVの低価格化、充電時間の短縮、そしてより安全で信頼性の高いシステムを実現する方法を紹介する。
(3)Advanced driver assistance system / 先進運転支援システム
 より安全な運転環境を可能にする高度な運転システムと、高度な自律走行車を実現するインテリジェント センサー、通信技術、プロセッサ、ディスプレイを展示する。
(4)Global manufacturing / グローバルな製造体制
 TIには、ウエハ ファブ、組み立てとテスト工場、バンプおよびプローブ(検査)施設などを含む、世界15拠点に自社所有の製造拠点を設置して運用してきた長い歴史がある。今後数十年にわたり顧客の事業成長をサポートするTIのグローバルな製造拠点に関する詳細を紹介する。
 TIは、よりスマートなバッテリ管理システム、ゾーン アーキテクチャ、SDVからドライバーアシスタントに至るまで、よりスマートで安全な自動車の設計を支援している。また、数十年にわたるイノベーションとアナログおよび組み込みプロセッシングの広範なポートフォリオを通じて、自動車の電動化、自動運転支援技術など、新技術を設計する際にエンジニアが直面する課題に対応するソリューションを提供していく。

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