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2026/5/15

【消火・防火ソリューション】大和電器、韓国GFI社と業務提携し独占販売権獲得

 大和電器は、韓国の消火・防火製品のメーカーであるGFI Co., Ltd.(本社:韓国金浦市、代表:Lee,Sang Sup、以下「GFI社」)と基本合意書を締結し、GFI社が製造・販売する「消火マイクロカプセル」および「消火マイクロカプセルを使用した消火製品」を日本国内において独占的に販売する権利を取得した。昨今、リチウムバッテリーの発火等が社会問題となっているが、大和電器はこれまで配線器具製造を通じて培ってきた防火ノウハウとGFI社の「消火マイクロカプセル」を組み合わせることで、「消火」「防火」のニーズに応えていく。

GFIのSANG SUP LEE CEO(左)と大和電器の齋藤俊彦代表取締役社長

業務提携の背景
 近年、日本においても、EV(電気自動車)、半導体、データセンター、蓄電池設備などの拡大に伴う火災リスク対策やリチウムイオン電池の発火事案の急激な増加等により消火・防火製品への関心が高まっている。特に製造業・インフラ分野では、従来型消火設備では対応が難しいケースも増加しており、高性能かつ迅速な初期消火技術への需要が拡大している。
 GFI社は、韓国において先進的な防火・消火製品を展開しており、高い技術力と豊富な実績を有している。一方、大和電器は日本国内において製造業分野を中心とした顧客基盤と販売ネットワークを有しており、今回の提携により、日本市場における高品質な防火ソリューション提供体制を強化する。

業務提携の内容
 両社は以下の分野で協力を推進する。
・GFI社製品の日本国内販売
・日本市場向け営業活動およびマーケティング
・技術サポートおよび導入支援
・展示会・セミナー等の共同開催
・日本市場のニーズに対応した製品展開
・消火、防火ソリューション分野における新規事業開発

消火マイクロカプセル(左の消火薬剤と右のマイクロカプセルを混合)
消火マイクロカプセルを含んだシート

今後の展開
 大和電器は今回の提携を通じて、製造業、物流、電力、データセンター、蓄電池関連施設など、消火・防火対策需要が高まる分野への提案活動を強化していく。さらに、日本市場に適したソリューション提供体制の構築を進め、安全性向上および事業継続リスク低減に貢献していく。
 大和電器の齋藤俊彦代表取締役社長は次のようにコメントしている。
 「当社は創業以来80年にわたり、配線器具の製造販売を通じて、人々の暮らしと電気の安全を支えてまいりました。その歩みの中で、私たちは数多くの火災現場と向き合ってきました。特に、配線器具の劣化や埃、水分などによって発生する「トラッキング火災」は、時に人命や生活そのものを奪う重大な事故につながります。私たちは、単に製品を販売するだけではなく、“どうすれば火災を未然に防げるのか”を常に考え続けてきました。その想いから、トラッキング火災を予防するシャッター付き配線器具をはじめ、地震発生時に通電火災を防ぐ感震ブレーカー『震太郎』など、数々の防災・防火製品を開発してまいりました。そして現在、社会は新たな火災リスクに直面しています。リチウムイオンバッテリーの発火事故は、モバイル機器、EV、蓄電池などの普及とともに、今後さらに大きな社会課題になっていくと考えています。私たちは今、“火災を防ぐ”だけではなく、“火災被害を最小限に抑える”時代に入ったと認識しています。今回のGFI社との提携は、当社が長年培ってきた防火ノウハウと、GFI社の高い消火技術・製品力を融合させ、新しい時代の消火・防火ソリューションを社会へ提供するための大きな挑戦です。私たちはこれからも、『電気を安全に使える社会』を守るという使命感を胸に、日本の防火・防災分野に新たな価値を提供してまいります」
 GFI Co., Ltd.のSANG SUP LEE CEOは次のようにコメントしている。
 「今回の業務提携を通じて、当社の消火・防火技術が日本市場においても活用され、日本国民の生命と財産を守ることに貢献できることを期待しております。特に、近年増加しているリチウムイオン電池火災や産業現場における火災リスクに対応する実効性の高いソリューションを提供することを目指しております。80年にわたり日本人の暮らしを支えてきた大和電器株式会社は、当社製品を必要とする産業現場や一般家庭へ最も効果的に供給できる最良のパートナーであると考えております。また、単なる製品供給にとどまらず、両社が保有する技術力と現場経験を融合し、日本市場に最適化された安全ソリューションを継続的に開発してまいります。今後も火災予防および被害最小化に向けた技術革新を推進し、より安全な社会の実現に貢献するグローバルパートナーを目指してまいります」

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