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2026/4/16

【紫外域を透過する光学ガラス】五鈴精工硝子、光学部品を『OPIE'26 ~レンズ設計・製造展~』に出展

五鈴精工硝子ブースイメージ

 五鈴精工硝子は、『OPIE'26 ~レンズ設計・製造展~』に出展し、深紫外の光を透過する光学ガラスをはじめ、オパール拡散板、一体型両面成型レンズなどの光学部品を展示する。

 今回は「深紫外域に高い透過率を持つ光学ガラス<IHU250H/IHU200>」を中心に紹介する。同製品は、石英ガラスよりも低い温度帯で加工が可能でありながら、220~250nmの深紫外光を効率よく透過する特長を持つ。露光装置や分析機器、医療機器などのUVを扱う様々な分野での利用が期待されている。

■成型可能な深紫外透過ガラス<IHU250H/IHU200>

 同製品は、「深紫外を透過しやすいガラスが欲しい」というお客様の声から生まれた光学ガラス。

 220~250nm の“深紫外光” を効率よく透過する特長を持ちながら、 石英ガラスよりも低い温度帯での加工が可能。そのため、露光装置や分析機器、医療機器、UV-LED カバーガラスなど幅広い分野で利用が可能。

左:インゴット材 右:成型品(レンズアレイ)

■オパール拡散板<IOPシリーズ>

 オパール拡散板は、紫外~可視~近赤外領域において入射した光を均一に拡散させる特性を持つ拡散ガラス。ランバート光源に近い拡散特性を実現し、ムラの少ない光を作り出す。

 一般的な「すりガラス」と比べて高い拡散性能を備えており、照明用途や分析機器、検査装置など拡散光が必要とされるシーンにおいて、光の均一化に適した材料。

左:オパール拡散板 右:オパール拡散板の拡散効果実験

■一体型両面成型レンズ

 両面成型レンズは、レンズ両面を同時に成型することで、高度な光学機能を1枚のレンズで実現する製品。従来は2 枚のレンズを組み合わせて構成していた光学系を、両面成型レンズの採用により1枚で対応可能となった。これにより部品点数を削減でき、コスト低減に貢献する。

 さらに、複数レンズ使用時に必要だった位置合わせや調整作業が不要となるため、組立工程の簡略化と品質の安定化も実現できる。

技術紹介

 同社が強みとするガラス成型技術は、光学レンズを金型によって一体成型する製造技術。従来の研磨加工では製造が難しい複雑な形状のレンズを、高精度かつ効率的に生産できる点が特長だ。

 この技術により、非球面レンズや異形レンズ、両面成型レンズに加え、複数のレンズ機能を一体化したレンズアレイやマイクロレンズアレイなどの高度な光学部品を、低コストかつ安定した品質で提供している。

 特に、複数のレンズを貼り合わせることなく一体成型したレンズアレイは、レーザー光を均一に整える性能に優れており、光学系の高性能化に貢献している。

展示会概要

イベント名:OPIE'26/レンズ設計・製造展
会期:2026年4月22日(水)~24日(金)
開催時間:10:00 ~ 17:00
会場:パシフィコ横浜 展示ホールA-C・アネックスホール
ブース番号:M-40
公式サイト:https://www.opie.jp/

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