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2026/4/29
【航空交通システム】海上・港湾・航空技術研究所 電子航法研究所、2050年の道標「研究長期ビジョン」策定。SAFE Skies for Everyone!(だれにでもSAFEな空を)

海上・港湾・航空技術研究所 電子航法研究所は、2050年頃の航空交通システムのあるべき姿と、その実現に向けた研究開発の見通しを示す「研究長期ビジョン(2026年版)」を策定し公表した。同ビジョンは、2008年の初版策定以来、社会情勢の変化や国内外の技術動向を踏まえて改訂を重ねてきたものである。
現在、航空分野は大きな転換期を迎えている。航空需要の回復に伴う人手不足への対応、ドローンや空飛ぶクルマ(AAM:Advanced Air Mobility)の普及、さらにはカーボンニュートラルの実現といった、多角的かつ複雑な課題が顕在化している。同ビジョンは、これらを解決し、誰もが安全かつ自由に空の恩恵を受けられる未来を同研究所の研究開発によって具現化するための「道標」として位置づけてる。
また、同ビジョンの理念を広く共有するため、今回新たにキャッチフレーズ「SAFE Skies for Everyone!(だれにでもSAFEな空を)」を掲げた。
2050年に向けた4つの研究方向性「SAFE」は次の通り。
将来の航空交通に求められる姿を、以下の4つの重点領域に集約。
・Safe(安全・安心):空港面の安全確保や、サイバー攻撃・GNSS妨害等の新たな脅威への対応。
・Always-on(可用性):次世代管制インフラの整備と、災害時でも機能を維持するサービス継続性の確保。
・Flexible(柔軟性):多様な機体が混在する空域の最適運用と、気象状況への柔軟な適応。
・Environment-friendly(環境性):運航最適化によるCO2排出削減と、交通流の全体最適化。
これら4つの方向性に紐付く8つの研究テーマを設定し、それぞれに短中長期の課題をマイルストーンとして体系化したロードマップを策定した。

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