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2025/4/2

【金属粉末】エプソンアトミックス、欧州のビジネス拡大のためEEGと連携。ミュンヘン事務所開設

　セイコーエプソン（以下 エプソン）のグループ会社であるエプソンアトミックスは、Epson Europe Electronics GmbH（ドイツ、以下 EEG）と連携し、欧州における金属粉末ビジネスを強化・拡充するため、EEG内に4月1日付で販売拠点として「ミュンヘン事務所」を開設した。
　エプソンアトミックスは、IT機器や自動車部品、医療機器などに使われる電子部品の原材料としての金属粉末や金属射出成形（MIM：Metal Injection Molding）部品までの開発から製造・販売まで一貫体制を有する素材メーカーです。近年注⽬されている5Gのような超高速大容量、低遅延を叶える新通信網や⾃動運転技術など、最先端製品の電⼦部品の原材料に使⽤されるエプソンアトミックスの高機能⾦属粉末は、海外からも高い信頼と期待が寄せられている。特に欧州市場では、3Dプリンターなどの原材料として金属粉末へのニーズが一層高まってきており、市場ポテンシャルが拡大している。
　これまでエプソンアトミックスでは、日本より直接欧州への販売・サービスを行っていたが、日本との距離および時差により、欧州のお客様への迅速な対応ができないことが課題となっていた。
　一方、EEGは1989年に設立し、欧州における半導体・水晶デバイスなどの電子デバイス製品の営業・技術サポートを行い、35年にわたり直接欧州の顧客対応を行ってきた。
　今回、両社のもつ製品・サービス、営業・技術サポート力を連携することにより、欧州での金属粉末の販売・サービス機能を強化・拡充し、顧客への迅速な製品供給、サービス・サポートを行っていく。

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