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2026/5/15
【錠剤インキ】TOPPAN、糖衣錠にも印刷可能な優れた速乾性を持つインキの提供を開始
TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPANは、インクジェット印刷が難しかった糖衣錠(※1)にも印字可能な優れた速乾性の黒色錠剤インキを開発し、2026年5月15日より提供開始した。
この製品は、独自の顔料分散技術(※2)により糖衣錠へのインクジェット印刷を実現しました。糖衣錠の他にも口腔崩壊(OD)錠やフィルムコート錠など、あらゆる錠剤タイプにおいて薬品名や用量の識別性向上に貢献する。
また、この製品は、2026年5月20日(水)から22日(金)まで開催される「第28回インターフェックス ジャパン」 (会場:幕張メッセ)のTOPPANブース(7ホール 小間番号35-40)にて展示される。

■ 開発の背景
医療現場では、薬剤師の調剤ミスや患者の服薬間違いを防ぐため、錠剤に薬品名や用量を印字して識別性を高めることが求められている。しかし、インクジェット用の錠剤インキはインクジェットヘッドを乾燥から保護するため比較的乾燥しにくい液体で構成されている。そのため、錠剤表面が固くインキを浸透させることが困難な糖衣錠において乾燥不良を起こし、擦れて印字が消える懸念があった。
TOPPANは錠剤用インクジェットインキのサプライヤーとして、10年以上にわたり錠剤インキを提供している。今回は、エレクトロニクス分野で培ったインキの分散技術を活用し、既存の錠剤用インクジェットインキの性能を上回る優れた速乾性の錠剤インキを開発した。従来の錠剤インキで印刷が可能だった口腔崩壊(OD)錠やフィルムコート錠に加えて、糖衣錠へインクジェット印刷の適用範囲が広がることで、あらゆる錠剤タイプで印刷を可能にする。
■ 同製品の特徴
・糖衣錠に印刷可能な優れた速乾性の錠剤インキ
糖衣錠への安定した印刷を可能にするために、乾燥させやすいアルコール系の材料を使用した独自設計の優れた速乾性インキを開発した。従来の錠剤インキで印刷可能な口腔崩壊錠やフィルムコート錠においても、同製品を採用することで乾燥速度が向上する。印刷機内での錠剤搬送速度を従来インキ比で2倍以上に高めることができる(※3)。
・耐擦過性の向上
インクジェット印刷に適した独自の樹脂設計により、印字部分の固着性を高め、摩擦や接触に強い耐擦過性が向上しました。速乾性を保持しながら、表面が平滑な糖衣錠においても、薬品名や用量などの情報を長期間保持できる。
■ 今後の目標
今回、提供開始する優れた速乾性インキの色である黒色に加えて、2026年度中に優れた速乾性のカラーインキを開発予定。また、この製品を国内外の製薬メーカーに向けて展開し、サステナブル包装および関連受注を含め2028年度までに10億円の売上を目指す。
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