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2026/4/8
【GHG排出削減】東洋ガラス、酸素燃焼方式による大型ガラス溶融窯を本格稼働
東洋製罐グループホールディングスの連結子会社である東洋ガラスは、2026年3月31日、東洋ガラス千葉工場(千葉県柏市)にて、国内初※の、酸素燃焼方式を導入したガラスびん用大型ガラス溶融窯1基の稼働を開始した。
酸素燃焼方式とは、空気の代わりに高濃度の酸素を用いる燃焼方式。この方式を導入することで、窒素を介さない燃焼が可能となり、ガラスへの伝熱効率が向上する。これにより、従来の生産量を維持しながら、溶融窯1基当たりの温室効果ガス(GHG)排出量を従来比約2割削減できる。
また、同方式の採用により、大量の蓄熱用レンガを用いる蓄熱室が不要となった。エネルギー効率の最適化による製造プロセスの「低炭素化」と、設備のスリム化による「省資源化」の両面から、環境負荷の低いものづくりを推進する。さらに、製品のライフサイクル全体での環境負荷低減を追求し、顧客の脱炭素経営に貢献する価値ある容器を提供できる。
※生産能力が200t/日を超えるガラスびん用溶融窯における酸素燃焼方式の導入は国内初(2026年3月時点、東洋ガラス調べ)

取り組みの背景
ガラスびん産業は、溶融窯での高温燃焼に多くのエネルギーを必要とするため、GHGの排出が業界特有の課題となっている。東洋ガラスは、事業活動と地球環境保全の両立を目指し、かねてより省エネルギー化やリサイクルの推進等に取り組んできた。今回の酸素燃焼方式の導入は、2024年5月に、省エネルギーと脱炭素社会の実現に資する最重要施策の1つとして始動し、約2年間の準備・工事期間を経て、稼働を開始した。
今後の展望
この取り組みが、ガラスびん産業の脱炭素化を牽引するモデルケースになることを期待している。
東洋ガラスは、今回の酸素燃焼方式の本格稼働を皮切りに、今後も最新技術の導入を推進し、多角的なアプローチで環境負荷の低減に努める。
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