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2024/3/8

【Packaging】グリーン購入ネットワーク、環境配慮設計された容器包装食品データベース「見つパック」を開設

 グリーン購入ネットワーク(GPN)(は、環境配慮設計された容器包装の食品に関する情報をまとめたデータベース「見つパック」を新たに開設した。
 また、「見つパック」開設に合わせて、3 月 13 日(水)15 時から、オンラインセミナー「食品容器包装における環境配慮の未来を探る ~プラスチック資源循環促進法施行で容器包装の環境配慮は変わったのか~」を開催する。
 GPN は、今後も環境配慮設計された容器包装の食品の情報提供を通じて、環境配慮型製品の普及とグリーン購入の促進に取り組んでいく。



■ウェブサイトの概要

 名称:見つパック 環境配慮設計された容器包装食品データベース
 運営主体:グリーン購入ネットワーク(GPN)
 開設:2024 年 3 月 7 日
 URL:https://www.gpn.jp/foodpackage/search?cgid=8&cid=43
 目的:食品を購入する事業者や個人消費者が環境配慮設計された食品の認知を高め、環境配慮設計された食品を選択する消費行動(グリーン購入)を促進する
 特徴:容器包装の軽量化や薄肉化、リサイクル設計やリサイクル材料の使用等の環境配慮の視点からの掲載商品の抽出、事業者名や商品分類による検索を行うことができる
 掲載要件:環境配慮設計された容器包装食品
 掲載料:無料

■データベース開設の背景とこれまでの取り組み
 令和4年度容器包装廃棄物の使用・排出実態調査(環境省)によると、容器包装は容積比で6割強、湿重量比で3割弱を占めており、容器包装にはサイズの見直しや軽量化・簡素化が求められる。また、容器包装にリサイクル材料やバイオマスプラスチック等を利用することで、資源の有効利用や温室効果ガスの排出削減等の環境負荷低減が期待される。
 GPN は、環境に配慮した食品を選ぶポイント(食品(加工食品)購入ガイドライン)を 2009 年に策定し、「エコ商品ねっと」で加工食品の環境情報を提供してきましたが、事業者や消費者の認知やグリーン購入をさらに促進するために、農林水産省の「令和5年度食品産業プラスチック資源循環対策事業」を通じて、環境配慮設計された容器包装の食品に関する情報をまとめたデータベース「見つパック」を開設した。
 「見つパック」では、容器包装の軽量化や薄肉化、リサイクル設計やリサイクル材料の使用等の環境配慮の視点からの掲載商品の抽出、事業者名や商品分類による検索を行うことができる。現在「見つパック」のサイトには、容器包装が軽量化された商品や、素材の一部にバイオマスプラスチックや再生プラスチック、森林認証紙を使用した商品、ラベルを剥がしやすくした商品等、約 100 商品を掲載している。

■GPN セミナー「食品容器包装における環境配慮の未来を探る ~プラスチック資源循環促進法施行で容器包装の環境配慮は変わったのか~」
<開催概要>
 主催:グリーン購入ネットワーク(GPN)
 日時:3 月 13 日(水)15:00~17:00
 方法:Zoom ウェビナー
 定員:200 名
 対象:企業、地方自治体、消費者団体等、食品の容器包装の環境配慮に関心のある方
 参加費:無料
 参加申込:GPN ウェブサイトから申込
 プログラム:事例発表(ハバリーズ 代表取締役社長 矢野玲美氏)、講演(東京大学先端科学技術研究センター シニアリサーチフェロー 平尾雅彦氏)、パネルディスカッション 他

■グリーン購入ネットワーク(GPN)
 グリーン購入を促進するために、1996 年 2 月に設立された、企業・行政・民間団体等による緩やかなネットワーク組織です。地方公共団体や企業等の組織購入者へグリーン購入の普及啓発を行うとともに、商品分野ごとの購入ガイドラインの策定、12,000 点を超える商品の環境情報を掲載したデータベース(エコ商品ねっと)の運営等を行っている。2023 年 1 月時点の会員数は合計 1,307 団体(企業 1,068、行政 104、民間団体 135)。

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