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2026/4/16

【Packaging】日本包装学会、2026年6月29日に第96回シンポジウム「賞味期限延長等による食品ロス削減とサステナビリティの推進」開催

 日本包装学会は、来る6月26日午前9時50分~午後4時20分まで、きゅりあん6F大会議室(東京都品川区東大井5-18-1、JR大井町駅前)において第96回シンポジウム「賞味期限延長等による食品ロス削減とサステナビリティの推進」を開催する。
 食品ロスやサステナビリテイに関する法令が施行されるなど、事業者には食品ロス削減をはじめとする種々の環境対応が求められている。今回、食品ロスの現状、賞味期限延長を可能とする包装資材や製造技 術の開発、環境負荷低減につながる様々なアプローチを紹介し、解決に向けた今後の取り組みを考える。担当幹事は平野雄太 氏(森永乳業)と津田直毅 氏(吉野工業所)。
 プログラムは次の通り。
(1)09:50~10:50
 テーマ:食品ロスをめぐる日本現状と課題、および今後に向けて
 講 師:消費者庁消費者教育推進課 食品ロス削減推進室 田中 誠 氏
 要 旨:日本の食品ロス量とその経済損失・温室効果ガス排出量の推計からみた我が国の食品ロスの現状、2025年3月25日に閣議決定した食品ロスの削減の推進に関する基本的な方針(第2次)に基づく、政府の動向、地方公共団体や民間の取組等について説明する。
(2)11:00~12:00
 テーマ:冷凍食品のロス削減とパッケージング
 講 師:一般社団法人食品冷凍技術推進機構 鈴木 徹 氏
 要 旨:食品は冷凍によってシェルフライフを大幅に延ばすことができる。結果として食品の廃棄率を下げることにつながり、食品ロスの削減に大きく貢献できる。しかし、温度管理、パッケージの素材やパッケージングの方法などによって品質劣化の程度が異なる。本講演では冷凍保管中の品質劣化要因について解説する。
(3)13:00~14:00
 テーマ:ESL充填機・無菌充填機によるフードロス削減と環境負荷低減へのアプローチ~UV-C LEDの実装で進化するESL充填機と無菌充填技術が拓く食の未来
 講 師:四国化工機 伊藤泰昌 氏
 要 旨:本講演ではUV-C LEDを用いた容器殺菌技術により『賞味期限延長』と『省エネ』を両立した進化型ESL充填機の開発事例を紹介し、高出力LEDシステム統合や設計上の工夫を実証データとともに解説する。さらに、無菌充填機との比較を通じてLED殺菌技術が拓く省エネで衛生的な食の未来への展望を共有する。
(4)14:10~15:10
 テーマ:ナノセルロースを活用した環境配慮型ガスバリア紙容器の開発
 講 師:東耀興業 久富祥人 氏
 要 旨:近年、日本では食品ロス削減が重要な社会課題となっており、食品包装材には保存性向上と環境負荷低減が求められている。当社は植物由来のナノセルロースに着目し、環境配慮型のガスバリア紙容器の開発を進めている。この容器開発による食品ロス削減と持続可能な社会の実現に向けた当社の取組みについて紹介する。
(5)15:20~16:20
 テーマ:EVOHによる食品ロス削減とサステナビリティ推進への貢献について
 講 師:クラレ 新留裕之 氏
 要 旨:EVOHH樹脂「エバール®」は、酸素等の気体に対し高いバリア性を有するため食品包装に広く使われ、食品ロス削減に貢献している。また近年、循環型経済実現の観点から、リサイクル可能な包装が望まれる中、ポリオレフィンのリサイクルを妨げないバリア材と位置付けられるEVOH樹脂はサステナビリティ推進に不可欠な素材である。

 参加費(税込み)は、維持会員1万5000円(注1)、企業に属する個人会員1万2000円,その他の個人会員および学校・公的機関の会員7000円、エキスパート会員2000円、学生2000円、非会員2万円(注2)。
注1:企業会員で1社2名以上申込まれた場合は,更に1名が無料。4名以上の場合は1につき1万円の追加で参加できる。
注2:込み時に会員登録(年会費8000円)をしていただければ個人会員として参加できる。
 定員:90名。
 申込締切は2026年6月22日、先着順にて締め切る。

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