著者・発明者など(敬称略)特許0894461松本幸道不二鉄工所実登1823615北瀬静成岡崎機械工業実登1960611榮嶋弘信ムサシノキカイ特開昭63-252857山崎和弘、■口久男、中川昭三菱製紙特許5734222浜本伸夫、丸山淳 ほか楠山哲則不二鉄工所概要引張ローラでフィルム切断時にニップ保持(引張ローラは駆動せず)ガイドローラを駆動。ガイドローラがタッチする瞬間のスリップ傷を防止(駆動ガイドローラにより傷は大幅改善される。ターレット回転補正は未記載)(A)巻取案内ローラ速度と(B)ターレット軸の回転速度を(C)切替案内ローラ速度に反映ガイドローラの駆動はウェブと接触後に解除(ガイドローラ駆動によるスクラッチを回避)ガイドローラ速度= ウェブ速度−ターレット公転周速ターレット型巻替え機による「無停止巻替」方式の動作を紹介図発表年代など1971年 (文献2)1984年 (文献3)1986年 (文献4)1987年 (文献5)2012年 (文献6)2020年 (文献1)繰り出しローラフィルム(B)Old切替案内ローラ(C)OldNew切断刃引張ローラNewOldガイドローラOldNew(A)巻取案内ローラ回転検出New速度検出制御図1参照ガイドローラ(2)ガイドローラの適正速度:ジャンボロールとガイドローラの各々が自転しながら公転しており、ジャンボロールに巻かれるフィルムの軌道が真円にならないので非常に複雑な動作に思えますが、実はシンプルです。「供給されるフィルム速度は常に一定」「ガイドローラは真円上を一定速度で公転」の2点から、ガイドローラの適正速度(V2)は下式で表されます(図2)。V2=V0−V1 ………………(1) ここで、V0はフィルム速度、V1はガイドローラの外周位置におけるターレット周速です。 また、図3にガイドローラの補正速度と点欠陥の相関をまとめました6)。式(1)にしたがう補正速度で、欠陥が最小化することが示されています。73表1 ガイドローラの変遷コンバーテック 2021. 12韓国コンバーティング放浪記
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