)m/個(数陥欠の所箇チッタのラーロドイガ速度2(A)定位置巻取(B)ガイドローラのタッチ(C)旋回終了※EPCは㈱ニレコの登録商標Old公転軌道公転軌道(巻付位置)(巻付位置)V0:フィルム速度V1:ターレット速度ターレット開始ガイドローラ公転軌道公転軌道(ガイドローラ)(ガイドローラ)ガイドローラタッチV0:フィルム速度(100m/分)V1:ターレット周速(3.4m/分)V2:ガイドローラの適正速度700600V2=V0−V1 =100−3.4−96.6m/分5004003002009085ガイドローラ速度(m/分)10095V2:ガイドローラ速度105ターレット終了③ニップローラのアライメント 同伴エアを排除して、巻き硬さを維持するために、ニップローラが活用されます1),7)。ターレット動作時の留意点を以下に記載します。(1)ニップ離脱:通常、ニップローラはターレット軸の外に設置されるので、ニップローラはロール切替に追随しません(図4B)。のズレをある程度吸収できます。ただし、ニップローラが離脱すると、パスラインとターレット軸のアライメント差が吸収されなくなってしまいますので、注意が必要です(図4B)。(3)ターレット:ニップローラとターレット軸のアライメントのズレに対応して、巻き外周がズレて巻かれてしまうことがあります(図4C〜D)。この問題はアライメントの微調整である程度解決できる上に、低速巻取であれば巻取換えのEPC(Edge Position Control)※制御である程度緩和できます。したがって、現実的に問題になるケースは、アライメントの調整不備によるものがほとんどです。外周の巻きズレが問題になる場合は、まずアライメントを確認すべきでしょう。74コンバーテック 2021. 12図2 ターレット周速と各速度の関係図3 ガイドローラ速度と点欠陥(2)ニップローラ材質:通常はゴム製を使用。理由は「ニップによる異物打痕の強調を回避」「ライン〜ターレット軸のアライメント調整限界の吸収」の2つがあります。特に、後者に関しては、固定のパスラインとターレットの回転軸でΔ1mm以下のアライメント調整を行うのは困難ですが、ニップローラがゴム製ならば、アライメント
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