AGpossの物性値30d/10f※1原糸デニールめっき後デニール導電性1200Ω/m以下糸強度(引張強度)引張破断時の伸度皮膚感作性試験急性経口毒性試験70d/24f30d/10f70d/24f約40d/10f102d/24f約110cN約300cN約25%約28%刺激性なしLD50値:2000mg/kgを超える100d/34f100d/34f約140d/34f500Ω/m以下約400cN約35%備考※1:30d/10fには抗菌タイプがある。抗菌タイプに導電性はない※2:9000mで1gの重量のものが1デニール。「〇d/△f」は△本のフィラメントで作られた〇デニールの糸上記物性値は評価試験の参考値であり同社の納入保証値ではない原糸メーカー公称値d:デニール※2、f:フィラメントJIS-L-1013ミツフジ法(FprEN 16812参考)カーボン練り込みタイプの導電性繊維1000000Ω/m以上ISO2062 Aめっき前のナイロンと同等の強度ISO2062 Aめっき前のナイロンと同等の伸度モルモットを用いたMaximization法「医薬品の安全性試験の実施に関する基準」に準する雌ラットに対する限度試験「医薬品の安全性試験の実施に関する基準」に準するミツフジの着衣型WSDの中央部スマートフォンの表示画面例ウェアラブルセンシングミツフジ㈱コンバーテック 2021. 1283保管する遠隔モニタリング、これら全てを含むシステムの総称。「当社の強みはhamonを構成する要素を全て自社で用意できる点で、お客様のニーズに合わせた、きめ細かいサービスを提供することを目指しています」と蒲生氏。 ミツフジの着衣型WSDは、着用するだけで心拍を計測するもので、心臓から発生する微弱な電気信号をAGpossでキャッチし、トランスミッターがその信号を心拍データとして算出し、近距離無線通信でスマホに送る。それをスマホのアプリで受け取った心拍データから、独自のアルゴリズムでストレス・眠気・体調・暑熱リスクを解析する仕組み。スマホの画面では、アプリ内に記録された4つの項目について、ストレスは0〜100までの数値、眠気の状態の有無、体調と暑熱リスクは標準の緑、黄色(注意)、赤(警告)の順にアイコンで危険度を表示し、リアルタイムの健康状態を一目で確認できる。「拍動時に山型に波打つ心室波形のRとRの間隔から、心拍周期の変化を計測しています。アルゴリズムは、心拍変動解析という汎用的なアルゴリズムをベースに、大学の先生の知見を元に独自に開発したものです」。 AGpossの衣服への加工工程は、海外で生産されたAGpossのフィラメントを、福島の工場で㈱島精機製作所編機によって製品生地に編み込ん製ホールガーメントの経でいる。「当社のコア技術の1つであるAGpossのセンシング技術により、正確な生体情報を取得できます。AGpossは衣服に糸として組み込んでいるため、フィルムやシートに加工したものを直接貼り付けるよりも、より体の動きに追従し、計測部位にAGpossがフィットするため正確な■■■■データを捉えることができ、かつ快適な着心地を実現しています。またフィラメントだけでなく、様々な対象物へ加工できる技術を持つのも当社の強みです」。
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