CONVERTING FESTA
Vol.2

COATING-TECHNOLOGY FOR CONVERTING

 2024.9.6 Fri.  11:00〜19:00
TKP秋葉原カンファレンスセンター ホール3B

新しいコミュニケーションハブ 「CONVERTING FESTA」


 コンバーティングに関する新しい技術情報コミュニティ「CONVERTING FESTA」を開催します。第2回目となる今回は、コンバーティング業界の中でも、強い関心をもたれている「エネルギー」「環境」を取りあげます。コンバーティング技術を応用するアプリケーションとして期待が高いペロブスカイト太陽電池の最新状況について、太陽電池やリチウムイオンバッテリー、または全固体電池などの二次電池などに応用されているコーティング技術について解説するセミナーもあります。また水質汚染の観点から使用が制限がされつつあるPFAS規制の問題や、環境対応としての「紙化」の流れまで、コンバーティングのこれからを考えるうえで必要な最新のトレンドを解説します。

 講演終了後は、講演者と出展者、来場者が直接コミュニケーションできるネットワーキングパーティ(交流会)も企画します。お楽しみに!

 

開催概要

開催日

2024年9月6日(金)

会場

TKP秋葉原カンファレンスセンター ホール3B

入場料

会場参加(セミナー+ネットワーキングパーティ):14,300円(税込)
会場参加(セミナーのみ):7,700円(税込)
会場参加(ネットワ-キングパーティのみ):7,700円(税込)
オンライン(セミナー):8,800円(税込)

主催

株式会社加工技術研究会

スポンサー

プラチナスポンサー:松尾産業㈱
シルバースポンサー:協和界面科学㈱
シルバースポンサー:大倉工業㈱
協力:㈱JTBコミュニケーションデザイン


 

 

 CONVERTING FESTA Contents

10:15 開場受付開始(ZOOM 10:45)
10:50 主催者挨拶
(荒木 茂雄 ㈱加工技術研究会 代表取締役社長)
11:00~11:50 技術講演
包装における国内外「紙化」最新動向と周辺技術・
インフラ・リサイクルについて

株式会社パックエール 代表取締役 社長
内村 元一 様

サーキュラーエコノミーは、製品や素材、資源の価値を可能な限り長く保全・維持し、廃棄物の発生を最小限化するためのこれからの経済システムです。この考え方に基づき、製品やサービスは生産段階からリサイクルや再利用を前提に設計され、新たな資源の使用を最小限に抑える取り組みが国内外で進められています。 本講演では、包装業界においてプラスチック代替素材として特に注目されている「紙」の環境特性について紹介するとともに、「紙化」を進める上での課題や解決策、包装設計、周辺技術など、サーキュラーエコノミー時代に向けた「紙化」の最新動向について解説します。

プロフィール 凸版印刷・ベンダーサービス・大正製薬・日本製紙にて得られた多様な業界経験とネットワークを活かし、2023 年2 月㈱パックエールを創業。包装技術コンサルタントとして講演や論文寄稿を行う他、様々な企業の環境対応事業について支援を行う。
 11:50~12:50 デスクトッププレゼン & Lunch Time(昼食)
 12:50~13:40 技術講演
エネルギーデバイスのRoll To Roll技術
(LiB間欠塗工とペロブスカイト太陽電池の量産化)

AndanTEC 代表
浜本 伸夫 様

リチウムイオン電池には数多くのRoll To Roll技術が応用されており、その中でも重要な間欠塗工、スロット間欠塗工の厚塗り制御について、特許事例を軸に歴史や進化を振り返る。コンマコーターの厚み制御と泡混入対策、乾燥時に形成される活物質とバインダーの偏析についてもふれる。またペロブスカイト太陽電池のRoll To Roll化についても解説する。

プロフィール 1968年 札幌生まれ。北大工学部修士を経て、富士フイルムで塗工開発と製造に従事(21年)。その後、サムスン電子で光学フィルム・バッテリー素材開発(6年)、栗村化学で粘着・離型フィルム開発と製造(2年)、米国Zymergen社でバイオ由来ポリイミド開発(1年)、ミドリ安全でニトリル手袋開発(1年)を経て、2023年から現業。Roll To Rollの「スケールアップ」、「高精度化」、「トラブル対策」を中心に顧客企業へ技術支援する傍ら、セミナー・書籍・ウェブ記事を執筆。2024年3月から対面イベント“小田原RTRセミナー”を主宰。
 Eメール   nhamamoto@andantec.jp
 ウェブサイト https://www.andantecodawara.com
13:50~14:50 最新技術紹介
 松尾産業
 協和界面化学
 大倉工業
 15:00~15:50 技術講演
米国の製品含有化学物質規制の最新動向
~PFAS規制の動向を中心に~

エンバイロメント・ジャパン株式会社 代表取締役
玉虫 完次 様

米国に化学品や加工品などを含む成形品を輸出する時のコンプライアンスにお困りのことはありませんか? 本セミナーでは、化学品、加工品などを含む成形品や消費財などを米国に輸出する時に知っておくべき法規制についての要点を解説します。特に、有害物質規制法(TSCA)、除菌剤(FIFRA)、SDS(OSHA)、カリフォルニア州プロポジション65暴露警告ラベル、これから厳しくなるPFAS規制について解説をします。さらに、今年の11月からデータ報告期間が始まる米国TSCAセクション8(a)(7)のPFAS報告規則の対応方法についても説明をします。

プロフィール 米国Vanderbilt(バンダービルト)大学大学院で化学を専攻。フタル酸エステルや農薬などの分析および地下水汚染・土壌汚染浄化方法の研究でPh.D.を取得。 ケミカルアブストラクツサービス(CAS、米国化学学会)、米国松下電器、P&G(F.E.)、米系大手環境コンサルティング会社を経て、2010年に東京にエンバイロメント・ジャパン株式会社を設立。滞米25年の業務経験を生かした、製品関連化学物質規制診断、EHSコンプライアンス監査、M&A環境デューデリジェンス、米国TSCA新規化学物質申請、米国FIFRA抗菌剤申請や欧州REACH規則、RoHS指令などの化学物質規制コンプライアンスなどを主たる業務分野としてコンサルティングサービスを提供。 主要著作として、『製品含有化学物質のリスク管理、情報伝達の効率化、第3節 米国の化学物質規制(連邦法、州法)の最新動向と企業対応』(株式会社技術情報協会、2017年)、『国内外各国におけるSDS/ラベル作成の実務(2021年版)第3章米国』(株式会社情報機構、2021年)を執筆。

<その他所属>
JETRO 2023~2024年度新輸出大国コンソーシアムパートナー Sphera Solutionsパートナー(欧米REACH, RoHS, TSCA, Prop65規制対応電気電子機器化学物質情報伝達ツールBOMcheck普及、米国OSHA・HCS準拠マルチ言語対応SDSソフト普及に取組む)などを務める。
 16:00~16:10  CONVERTECH、新機能性材料展などの展示会案内
16:10~17:00 技術講演
エネコート製ペロブスカイト太陽電池のご紹介
株式会社エネコートテクノロジーズ 取締役/最高技術責任者
堀内 保 様

株式会社エネコートテクノロジーズは京都大学発のスタートアップである。エネコートが作るペロブスカイト太陽電池の特徴は、軽く、フレキシブル性を有しているだけでなく、明るいところから暗いところまで発電することができる。この特徴を生かし、設置する場所を選ばず、どこでも発電し電力を供給するペロブスカイト太陽電池を、我々は「どこでも電源®」と命名した。本講演では、ペロブスカイト太陽電池の特徴やアプリケーションへの展開について報告する。

プロフィール 九州工業大学 大学院生命体工学研究科 生命体工学専攻博士後期課程修了、博士(工学)。
製紙メーカーにて材料開発、電機機器メーカーにて材料やデバイス開発に従事。専門は有機合成化学、有機デバイス開発。
2022年3月 エネコートテクノロジーズ取締役に就任。
17:10~18:45 ネットワーキング(技術交流会)

 

 

 

会場・アクセス

TKP秋葉原カンファレンスセンター
講演会場:ホール3B
ネットワーキング会場:カンファレンスルーム3A
 
TKP秋葉原カンファレンスセンター
〒101-0021 東京都千代田区外神田1-1-8  東芝万世橋ビル
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東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 B2出口 徒歩8分

 

お問い合わせ

株式会社加工技術研究会  セミナー担当
東京都千代田区神田岩本町 1-23
TEL. 03-3258-1201
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