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第1章 ウェブハンドリングとは
1.1 ウェブハンドリング技術とは
1.1.1 出番,課題,定義
1.2 フィルム・紙加工の落とし穴
1.3 ウェブを測る
1.3.1 ウェブとローラの差速
1.3.2 ウェブの温度
第2章 ウェブハンドリングに関する基本的事項
2.1 ウェブの力学と物性
2.1.1 フックの法則と平面応力
2.1.2 ひずみとポアソン比の話,曲げ剛性の話
2.2 ウェブ-ローラ間の摩擦
2.2.1 アモントン・クーロンの法則,表面粗さ
2.2.2 表面粗さと摩擦係数の測り方
2.3 オイラーのベルト公式とマイクロスリップ
2.3.1 ベルト公式を深読みする
2.4 空気は巻き込むもの
2.4.1 空気を巻き込むと摩擦が変わる (有効摩擦係数)
2.4.2 ストライベック曲線(走行速度、張力、 浮上量、有効摩擦係数の相互関係)
2.5 ウェブのトラッキング(ウェブ走行の特性)
2.5.1 直角方向進入性(搬送の根本原理)
2.5.2 蛇行,テープ巻き,異径ローラの説明
2.5.3 トラクション(搬送の駆動力)
第3章 ウェブ浮上量の予測理論 (第5章のための序章1)
3.1 ウェブの浮上量(空気膜厚)とその圧力
3.1.1 レイノルズ方程式(空気膜の圧力)と 弾性方程式(ウェブのたわみ)
3.1.2 浮上量の簡易な予測式
3.2 ウェブ浮上量の計算と実測
第4章 有効摩擦係数の予測理論 (第5章のための序章2)
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第5章 ウェブのスリップ開始速度の予測 (スリップの予測と防止)
5.1 ベアリングの摩擦を考慮したスリップ開始速度
5.2 スピンダウンテスト
5.2.1 有効性
5.1.2 スピンダウンテストによるベアリングの 摩擦係数の求め方
5.3 スリップを抑止するには (ローラ選定の考え方)
5.3.1 軽量・軽快ローラ、軽快ベアリングの意味
第6章 ウェブ搬送中に生じるしわの予測
6.1 スパン間のしわはウェブの座屈
6.2 スパン短縮の効果
6.3 しわ伸ばし(拡幅)の一般論と一事例
第7章 基礎理論の巻取問題への応用
7.1 巻取ロールのヤング率の異方性と非線形性
7.2 ヤング率の測り方と数式化
7.3 プルタブ方式による内部応力の測定とその解釈
7.4 Hakielの式(原型)への到達
7.5 プログラミングと計算例
7.5.1 テーパテンションの効果
7.5.2 コアの大径化
7.6 Hakielの式の進展
7.6.1 空気巻き込みを考慮する場合
7.6.2 ニップがある場合
第8章 ウェブ搬送・巻取時の張力制御
8.1 張力制御か速度制御か
8.2 スパン間の張力の挙動
第9章 ウェブハンドリング基礎理論の拡張
9.1 マイクログルーブローラと マクログルーブローラ
9.2 マイクログルーブローラの原理
※内容が予告なく変更になる場合がございます。
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