通常、スリット作業は包装材加工の中で最も稼働率が低く25〜30％程度だが、これを自動化することによって80〜85％まで向上させる生産性の極めて高い最新鋭スリッター。通常、3〜4分はかかるスリット工程のジョブ・チェンジ時間を30秒に短縮し、スリッター稼働率を引き上げる。巻取軸は4軸のターレット式。

最大ウェブ幅：1,350〜1,650mm
最大リール長：1,400〜1,700mm
最大巻出リール内径：1,000mm
最大巻取リール内径：76〜152mm
最大巻取径：610mm
最高速度：500m/min
最小スリット幅：40mm

E-TURRETの応用例として、レーザーと組み合わせて、スリット・巻取時に穴開け加工が行える装置も展開。穴径は0.1〜10mmまで変更でき、S字の抜きも可能。また、厚み方向に貫通孔ではなく、ハーフカットのような穴を開けることもできる。さらに、大ロットの作業に全自動のEIKONモデルがあり、包装機とのインライン化も可能。