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2025/7/31
【カーボンニュートラル】レゾナック、川崎事業所での取り組みを明らかに
レゾナックは、「2050年カーボンニュートラル」の実現に向け、同社の主要拠点の1つである川崎事業所(神奈川県川崎市)において、水素発電事業を推進しているが、このたび、以下の取り組みについて明らかにした。
(1)水素発電事業の検討
同社は、川崎重工業と2023年10月に締結した「川崎地区の水素発電事業開発にかかる協業の覚書」に基づき、国際液化水素サプライチェーンの確立が見込まれる2030年頃に、クリーンなエネルギーの電力市場への供給と、両社での活用による脱炭素化を目指して、川崎臨海部に立地するレゾナック川崎事業所(神奈川県川崎市)で、水素発電の協業検討に取り組んできた。
検討を重ねた結果、このたび両社による協業検討を終了し、今後はレゾナック単独の取り組みとして検討を継続することとした。
レゾナックは、川崎臨海部のカーボンニュートラル化と産業競争力の維持・強化を目指す川崎市の「川崎カーボンニュートラルコンビナート構想」に賛同しており、引き続き同市や他の立地企業等と連携しながら水素を活用した発電事業等の検討を進め、川崎臨海部での液化水素サプライチェーン構築に貢献していく。
(2)GX戦略推進体制の整備
上記取り組みを含めたGX(グリーントランスフォーメーション)関連施策の推進体制を強化するため、2025年7月1日付で基礎化学品事業部内に「GX戦略推進部」を新設した。これにより、GXプロジェクトの一元管理と迅速な意思決定を通じて、取り組みをさらに強化していく。
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