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2025/12/5

【太陽電池】PXP製のカルコパイライト、日産神奈川販売R1東戸塚店にて実証実験開始

日産神奈川販売R1東戸塚店のガラス上部に設置した太陽電池

 「神奈川県次世代型太陽電池普及促進事業費補助金」の対象事業の1つとして、日産自動車により、日産神奈川販売のR1東戸塚店(横浜市戸塚区)にて進められていた次世代型太陽電池の実証実験が、2025年10月16日より開始された。この実証は2026年2月9日まで実施予定。
 実証実験では、PXP製の「薄く、軽く、曲げられる」特性をもつ「カルコパイライト太陽電池」が、店舗ガラス面やキャノピーの円柱部分などに設置され、来店者が発電電力を体感できる環境が整えられた。日産公式YouTubeチャンネルでは、R1東戸塚店の様子や関係者のインタビューをまとめたムービーを公開している。

キャノピー柱に設置された太陽電池

 今回の取り組みでは、厚さ約0.6mm、平米当たりの重量0.7kgのカルコパイライト太陽電池が活用され、従来のシリコン太陽電池では設置が難しかった窓面や円柱などへの設置を検証している。また、発電した電力は、店内ディスプレイや、自動販売機、スマートフォン充電器などに活用している。
 PXPは、今後も、国産の「薄く、軽く、曲げられる太陽電池」の可能性を広げ、これまで太陽電池の取り付けられなかった新領域への展開を加速し、我が国が目標として掲げている2050年カーボンニュートラルの実現に貢献する。

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