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2025/2/19

【鉄鉱石】リオティント、三井物産のローズリッジJVへの参画を確認

 リオティントは、三井物産がリオティントのパートナー企業からローズリッジ・ジョイントベンチャー(RRJV)の40%の権益を取得することで合意したことを確認した。
 三井物産は、VOC Group Limited(VOCG)が本合弁事業において保有する全持分権益25%*1の取得に合意した。また、三井物産は、AMB Holdings Pty Ltd.(AMB)からRRJVの15%の権益を追加で取得することでも基本合意した。
 両取引の完了は、規制当局の承認およびその他のクロージング条件の充足を条件とする。
 三井物産とリオティントは、ローブリバー・ジョイントベンチャー*2における長期にわたるパートナー。リオティントは、三井物産のRRJVへの参画を歓迎し、プロジェクトを共に推進していく。
 リオティントがRRJVで保有する50%の権益および合弁事業契約の条件に変更はない。
 この基本合意に基づき、AMBはRRJVの10%の持分を維持する。
 ローズリッジの鉱山開発の事前事業化調査は今年完了し、その後事業化調査が行われる予定。開発にはリオティントの鉄道、港、電力などのインフラが使用される。
 ローズリッジの鉄鉱石生産は2030年開始を予定している。
 リオティントは、世界35カ国で事業を展開する大手資源会社。鉄鉱石、銅、アルミニウム、リチウムなど、人々の生活に不可欠な鉱石や金属を生産し、二酸化炭素排出量のネットゼロを実現するために、世界が求める素材をよりよい形で提供することを追求している。リオティントは、日本にとって金属・鉱物の最大のサプライヤーの1社であり、低炭素社会の実現に向け、最も重要なパートナーとして長年にわたり信頼関係を深めてきた日本の企業との取り組みを強化している。
*1 Wright Prospecting Pty Ltd.が以前保有していたRRJVの50%の権益は、再編され、株主であるVOCGとAMBに別々に管理される2つの新設子会社に分割された。VOCGは、25%の権益をローズリッジマイニング(No.2)を通じて、AMBは25%の権益をローズリッジマイニング(No.1)を通じてそれぞれ保有している。
*2 パンナウォニカ近くのローブバレーにて1972年操業開始。リオティント(53%)、Mitsui Iron Ore Development(33%)、日本製鉄(14%)の共同事業。

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