アーカイブ情報
2025/1/16
【高屈折率メガネレンズ材料】三井化学、「MR」の生産能力増強
三井化学は、高屈折率メガネレンズ材料(MR™)の生産能力増強を決定した。同社は、レンズ材料からメガネを革新するリーディングカンパニーとして、高屈折率メガネレンズ材料ブランドMR™をはじめ、数多くのレンズ材料やコーティング材料等を生み出しバリューチェーン全体でソリューションを提供している。
高屈折率メガネレンズの需要は、世界人口・近視人口の継続的な増加、アジアでの高機能品を求める層の拡大、北米でのポリカーボネート素材からの置き換え需要などから長期的に成長する見込み。同社は2024年にもMR™の生産能力の増強を完了したが、さらなる需要拡大を見据えて、大牟田工場にてプラントの新増設を実施する。なお、新プラントは、2028年上期の商業運転開始を予定している。
MR™は、高アッベ数により視界周辺部の色にじみも出にくく、高屈折率で軽量かつ高耐衝撃性を実現したチオウレタン系樹脂のレンズ材料。
- カテゴリー
- コンバーティングニュース

