アーカイブ情報
2024/5/9
【アップサイクル】味の素AGFと共同開発したエコカップ「Aroma Loop」、ECサイト「アサヒユウアスモール」で5月14日販売開始
アサヒユウアスは、味の素AGFの工場から出たコーヒーの副産物をアップサイクルしたエコカップ「Aroma Loop」の<Black>と<Latte>の2種類を、ECサイト「ユウアスモール」で5月14日から1個1,760円(税込)で販売開始する。5月9日には東京駅丸の内南口前のKITTE地下1階の東京シティアイでイベントを開催しする。
「Aroma Loop」は2024年3月8日~4月8日までクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」上で応援購入を募り、30万円の目標に対し400万円を超える応援購入が集まった。これまでのホテルやカフェへの導入促進に加え、ECサイトやイベントを通して直接販売することで、コーヒーをおいしく楽しみながら廃棄物を削減し、限りある資源の有効活用を提案・促進していく。
「Aroma Loop」について
味の素AGFの工場でコーヒー豆の品種の切り替え時に生じるコーヒーの副産物や規格外のコーヒーを原料にしたカップ。味の素AGFの味覚・嗅覚研究を経て、コーヒーの香りが引き立つ形状を追求した。広い液面からうまれた香りをカップ内にとどめるデザインにすることで芳しい香り立ちを際立たせ、コーヒーの味わいをはっきりと感じることができる。下半分は二重構造となっているため熱が逃げづらく、コーヒーの温度が長持ちする。
「Coffeeloopプロジェクト」について
国内のオフィスやカフェなどから出たコーヒーの副産物をアップサイクルするプロジェクト。限りある資源を循環させることで、廃棄物の発生を抑制するサーキュラーエコノミーの構築を目指す。2023年4月、都内のオフィス内にある社員向けのカフェから出たコーヒーかすをアップサイクルし、エコカップ「Coffeeloopカップ」を開発し、同カフェでカップの利用を開始した。
同年6月からはホテルオークラ福岡で「Coffeeloopカップ」を導入し、ビジネスサロンなどでのテスト展開を開始。7月にはジェイアール西日本ホテル開発が運営するホテルから排出されたコーヒーかすをアップサイクルし、ホテルオリジナルロゴの「Coffeeloopカップ」を開発。同社が一体運営を行うホテルの宿泊者専用ゲストラウンジに導入し、使い捨てごみの削減に取り組んでいる。
2023年10月からは東京都墨田区と連携した「すみだCoffeeloopプロジェクト」を開始し、区内のカフェや企業から発生したコーヒーかすを使ったリユースカップ「すみだCoffeeloopカップ」を開発。2024年2月から区内のカフェでの使用を開始したほか、セブン&アイ・フードシステムズが運営するレストランチェーン「デニーズ」でも全店舗に導入された。また、4月からはサンマルクカフェ両国西口店でお冷のカップとして「すみだCoffeeloopカップ」を使用している。
今後も「Coffeeloopプロジェクト」は賛同するパートナー企業を増やしながら、コーヒーの副産物を活用したさまざまなアップサイクルに取り組み、サーキュラーエコノミーの構築を目指す。
- カテゴリー
- コンバーティングニュース