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2024/12/6

【カスタマーハラスメント】積水化学グループ、基本方針制定

 積水化学工業グループは、カスタマーハラスメントに対する基本方針を次のように制定した。

1.はじめに
 積水化学グループは、『際立つ技術と品質により、「住・社会のインフラ創造」と「ケミカルソリューション」のフロンティアを開拓し続け、世界のひとびとのくらしと地球環境の向上に貢献する』というグループビジョンのもと、常にお客様の視点に立ち、ご満足いただける製品・サービスの提供に努めております。
 今後もお客様に質の高い製品・サービスを提供し続けるために、当社グループは従業員(当社グループに所属する従業員および関係者)の人権を尊重し、心身ともに健康で安心して働ける職場環境を確保する目的のもと、「カスタマーハラスメントに対する基本方針」を策定し、運用することをお知らせいたします。
2.基本方針
 当社グループの従業員は、お客様に満足いただける製品・サービスを提供するために努力し、お客様のご指摘には真摯かつ誠実に対応いたします。しかしながら、お客様の言動や要求等がカスタマーハラスメントに該当すると判断した場合、製品・サービスの提供をお断りさせていただくことがあります。また、さらに悪質と判断される行為を認めた場合は、警察・弁護士などと連携し、厳正に対処いたします。
3.カスタマーハラスメントの定義
 お客様からの要求のうち、内容の妥当性に照らして、当該要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当なものであり、従業員の就業環境が害されるもの。
4.対象となる行為の例
・身体的、精神的な攻撃(暴行、傷害、脅迫、中傷、名誉毀損、侮辱、暴言等)や威圧的な言動
・要求の過度な繰り返し、執拗な言動
・拘束的な行動(不退去、居座り、監禁等)
・過度な謝罪要求(土下座の強要など)
・差別的な言動、性的な言動
・従業員個人への攻撃や要求
・従業員を無断で撮影、録画し、または従業員の声を録音する行為
・従業員の個人情報等のSNS/インターネットへの投稿(写真、映像、音声その他一切の情報の公開)
・会社または従業員の信用を毀損させ、または営業活動を妨害する行為
・不合理または過剰なサービスの提供の要求
・正当な理由のない製品交換、金銭や謝罪の要求
・許可なく積水化学グループ関連施設内に立ち入る行為
※上記の記載は例示であり、これらに限られるものではありません。
5.積水化学グループのカスタマーハラスメントに対する取り組み
 カスタマーハラスメントに組織的に対応するため、以下の施策を実施してまいります。
・カスタマーハラスメントへの対応方法や手順の策定
・従業員への教育・研修の実施(従業員がカスタマーハラスメント行為を行わないための教育を含む)
・カスタマーハラスメントに関する報告・相談体制の整備

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