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2025/9/11

【サイネージ】LGエレクトロニクス・ジャパン、「ニュウマン高輪」に透過型有機ELとマイクロLED「LG MAGNIT」設置

 LGエレクトロニクス・ジャパンは、2025年9月12日に本格開業するルミネ史上最大規模の「ニュウマン高輪」に、透過型有機ELサイネージ(型番:55EW5G-A)と、マイクロLEDディスプレイ採用の大型デジタルサイネージ「LG MAGNIT」(型番:LSAB009)が設置されたことを明らかにした。
 ニュウマン高輪 North 3Fに設置されたのは、透過型有機ELサイネージ「55EW5G-A」16面を統合した幅6.66m×高さ2.8mの大型サイネージで、同社の透過型有機ELサイネージとしては国内最大の大きさ。有機ELのパイオニアである同社が展開するこの製品は、ディスプレイを透過させることによって、空間と調和しながらも、有機ELならではの鮮やかな色彩表現が可能。透過率は38%で、まるで空間に映像が浮かんでいるかのような表示を実現する。また、その希少性から、行き交う人々の目に留まりやすいため、効果的なメッセージの伝達も期待できる。この透過型有機ELサイネージは、シンガポールの代表的な観光名所「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」をはじめとする世界各国の施設にも導入されており、デジタルとリアルを融合した空間づくりに活用されている。

ニュウマン高輪 North 3Fに設置された透過型有機ELサイネージ アート提供:株式会社ヘラルボニー

 一方、ニュウマン高輪 South 2Fに設置されたのは、マイクロLEDディスプレイを採用した幅9m×高さ2.2mの大型デジタルサイネージ「LG MAGNIT」(型番:LSAB009)で、国内最大級の大きさ※1。マイクロLEDを採用したことにより、鮮明な映像表示や高水準の色再現、広視野角を実現する。また、ディスプレイ全面にLG独自のフルブラックコーティングを施しており、コントラストと色精度を向上させると同時に、気になる反射も最小限に抑えるほか、ピクセルそのものを湿気や塵、外部衝撃から保護。商業施設や公共の空間に設置するサイネージとして、最適な仕様を備えている。なお、2025年3月の「ニュウマン高輪」先行開業時にお披露目された大型サイネージ(設置場所:ニュウマン高輪 North 2F)と同一モデルで、国内2例目となる。

ニュウマン高輪 South 2Fに設置された「LG MAGNIT」

(※1)2025年9月10日時点、日本国内のマイクロLEDディスプレイを採用したデジタルサイネージにおいて。同社調べ。

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