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2026/3/13

【JPC2026】味の素と大日本除虫菊が「経済産業大臣賞」、入賞41作品を決定

 日本印刷産業連合会(日印産連)は、2月12日、東京都新宿区のDNP市谷左内町ビルで「第65回2026年ジャパンパッケージングコンペティション」(JPC2026)の審査会を開催し、146点の応募作品の中から「経済産業大臣賞」をはじめ入賞作品41点を決定した。
 「経済産業大臣賞」に、味の素の「SIIDA」と、大日本除虫菊の「シンカトリ」の2点を選出。概要は以下の通り。

経済産業大臣賞<1部門※1
「SIIDA」 味の素

<選評>
 だし文化をリードしてきた味の素が、かつおだしの奥深い世界を体験してもらおうと丹精込めたB2C限定の新ブランド。独自の製法で燻し分けられた3品種の個装からはそれぞれ職人の手間と情熱が立ち上る。スプレーアートを用いた文字デザインからは手仕事の温かみを感じる。だしには原料や製法によりさまざまな個性があり、外箱では調理方法とともにそうしたストーリーも丁寧に教えてくれる。知的好奇心までも満たす渾身のパッケージだ。

※1 1部門の審査基準は、「保護、機能、構造、デザイン等、市場性に最も優れているもの」


経済産業大臣賞<2部門※2

「シンカトリ」 大日本除虫菊
<選評>
 電源が不要で、置くだけで蚊が落ちるというまさに次世代型のヒット商品だが、まずは、容器を上下逆さまにするだけでシャッターが開閉し、オン・オフの切り替えが可能な薬剤のパッケージングに感心した。外箱は安価な商品だけに豪華さはないが、直感性で勝負。「蚊」の文字が斜め下を向き、力なく落ちる様子の表現がユニーク。蚊取り剤のイメージを一新する特徴もズバリ明記した。本体は再生プラスチック、外箱は紙製で、環境に配慮されている。

※2 2部門の審査基準は、「安全性、リサイクル性、環境対応等が特に配慮され、最も優れているもの」

 審査会では経済産業大臣賞両作品以下、「経済産業省製造産業局長賞」、「経済産業省大臣官房商務・サービス審議官賞」、各後援団体賞、主催者賞、部門賞の計41作品の入賞を決定した。
 JPCは実際に商品化され販売されたパッケージの優秀性を競うもので、今回、65回目と長い歴史を誇る。近年、パッケージデザインには、使いやすさなど従来の機能に加え、安心・安全、環境への配慮など多様な要求があり、社会的責任も増大している。パッケージデザインはこうした状況を乗り越え、人々の豊かな暮らしを実現する新しい開発・提案が求められている。
 日印産連は今後も、JPCを通じて市販パッケージを総合的・多角的に評価し顕彰することで、パッケージ開発に寄与し、社会に貢献していきたいと考えている。
 授賞式は5月29日午後、東京都新宿区のホテルグランドヒル市ヶ谷で開催予定。

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