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2026/1/15

【スチームクラッカー】BASF、中国・湛江フェアブント拠点で稼働開始

 BASF(本社:ドイツ・ルートヴィッヒスハーフェン)は、中国南部の湛江に新設したフェアブント拠点(統合生産拠点)において、スチームクラッカーの試運転を予定通り実施した。これは、主要コンプレッサー(eDrives)の駆動に100%再生可能エネルギーを使用する世界初のスチームクラッカーである。

BASF、中国・湛江フェアブント拠点のスチームクラッカーを稼働開始

 本フェアブント拠点の中心となるスチームクラッカーは、エチレンやプロピレンといった重要な基礎化学品を敷地内の複数の工場に供給している。これは数多くの化学バリューチェーンの起点であり、蒸気の助けを借りてナフサやブタンなどの長鎖炭化水素を分解する。エチレンの年間生産能力は100万トンである。

  BASF SEの取締役会メンバーであり、最高技術責任者(CTO)のステファン・コートラーデは、次のように述べている。「湛江のフェアブント拠点は重要な節目を迎えました。BASFの中国における多様なバリューチェーンを大いに強化するものであり、幅広い産業分野の顧客をしっかりとサポートできる体制が整いました。」

 また、いくつかのプロピレンのダウンストリーム工場が最近稼働を開始したのに続き、エチレンオキシド、エチレングリコール、ならびにポリエチレンの工場の操業を無事開始した。湛江は、ルートヴィッヒスハーフェンおよびアントワープに次ぐ、BASFにとって世界で3番目に大きなフェアブント拠点となり、中国をはじめとするグローバル市場における持続可能な生産の一例となる。例えば、この拠点に供給される電力は100%再生可能エネルギー由来のものである。また、湛江のフェアブント拠点で生産される製品は、主に世界最大かつ最も急速に成長している化学市場である中国の顧客に供給される。

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