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2024/4/25
【スチール】大和製罐、平成世代に聞くSDGsとスチールに関するアンケートを実施
大和製罐は、全国の18~35歳までの1030名を対象に「平成世代に聞くSDGsとスチールに関するアンケート」を実施し、その調査結果を発表した。
<調査サマリー>
(1) 平成世代の約8割が日常的にSDGsを意識
(2) SDGsで重視すること:1位「お金がかからないこと」、2位「気軽にできること」
(3) 平成世代が思い浮かべるSDGs素材は「再生紙」
(4) スチールの主原料を約6割が「鉄」以外と回答
(5) スチール缶のイメージ:約5割が「缶コーヒー」を想起
(6) 約4割がスチール缶の分別廃棄の経験なし
(7) スチール缶がリサイクルできることは半数が理解しているものの、 リサイクル回数は65%が「3回未満」と回答
(8) スチール缶のリサイクル率を「90%以上」と回答した人は全体の1割(7%)にとどまる
<調査概要>
期間:2024/3/8 - 2024/3/11
対象:全国の18~35歳 男女
有効回答数:1030名(うち男性:523名、女性:507名/均等割付)
調査機関:株式会社インテージ
調査方法:インターネット調査
■調査結果
(1) 平成世代の約8割が日常的にSDGsを意識
日常的に行っているSDGs活動について全ての回答者に質問したところ、78%が普段から何らかのSDGsを行っていることがわかった。そのうち「リデュース」、「リユース」、「リサイクル」の全てを選択した人は12%であった。
(2) SDGsで重視すること:1位「お金がかからないこと」、2位「気軽にできること」
(1)で「SDGsに取り組んでいる」と回答した人を対象に「SDGs活動をする上で最も重視していることは何か?」と質問したところ、「お金がかからないこと」が212人で最多回答となった。2位の「気軽にできる」と合わせると全体の4割を占めており、日常生活の中で気軽に取り組めるSDGs活動を好む傾向がみられた。
(3) 平成世代が思い浮かべるSDGs素材は「再生紙」
「環境に優しい素材で最初に想起するモノは何か?」を聞く質問では40.4%が再生紙と回答。リサイクル効率のよい「鉄やアルミなどの金属素材」は1.6%と認知が低いことが明らかになった。また、思い浮かべる理由として「身近にあること」や、「TVやコマーシャルなどで見聞きする」など日常的に目にする機会の多い素材が選ばれていることがわかる。
(4) スチールの主原料を約6割が「鉄」以外と回答
スチールの主原料で思い浮かぶ素材を聞く質問では6割が「鉄」以外の素材を回答。「アルミ二ウム」と回答した人も3割以上いたことからもアルミとスチールの違いや、スチールへの関心度の低さがうかがえる結果となった。
(5) スチール缶のイメージ:約5割が「缶コーヒー」を想起
「スチール缶の印象」と質問したところ、「コーヒー飲料が多い」という回答が約3割と最も多く、スチール缶=缶コーヒーを想起する人が多い結果となった。また、「リサイクル効率の良さ」や「環境に優しい」などのSDGs要素は全体の1~2%と素材の認知が低いことがわる。
(6) 約4割がスチール缶の分別廃棄の経験なし
「スチール缶を廃棄する際に分別して捨てたことがあるか」と質問したところ、約6割が「ある」と回答。その一方で「ない/覚えていない」を選択した人は4割以上(42%)とほぼ半数を占める結果となった。
(7) スチール缶がリサイクルできることは半数が理解しているものの、リサイクル回数は65%が「3回未満」と回答
「スチール缶がリサイクルできるか?」と質問したところ、52%が「知っている」と回答。しかし「知っている」と回答した人の中でも65%が「3回未満」と回答しており、「10回以上」と回答した人は2割にとどまる結果であった。
(8) スチール缶のリサイクル率90%以上と回答した方は全体の1割(7%)にとどまる
スチール缶のリサイクル率についての質問では「10%未満」と回答した人が最多(17%)の回答となっており、実際のスチール缶のリサイクル率である「90%以上」と回答した人は1割(7%)という結果となり、認知不足が顕著に出ていることがわかった。
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