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2026/1/20

【スマートファクトリー】テトラパック、AI時代の食品・飲料工場を支える「テトラパック ファクトリー OS」発表

 テトラパック(スイス・ローザンヌ、社長兼CEO アドルフォ・オリベ)は2025年11月4日、ドバイで開催されたGulfood Manufacturingで、次世代オートメーション&デジタル化ポートフォリオ「テトラパック(R)ファクトリー OS(TM)」を発表した。この新しいスマートファクトリー技術は、食品・飲料製造の効率化とデジタル化を加速し、AI対応工場への基盤を築く。

発表の様子(左から:チャールズ・ブランド氏、アドルフォ・オリベ氏、ショーン・シムズ氏)

 最新の比較調査※1によると、高度に自動化された飲料工場では、設備総合効率(OEE)が20%向上し、製品廃棄は45%削減、包装ラインの停止回数も20%減少することが分かっている。しかし、多くの生産者は、デジタル分野の専門知識不足や、業界知見を備えた、生産プロセス全体をカバーする統合ソリューション(エンドツーエンドソリューション)の不足により、自動化の導入に苦戦している※2。こうした課題に対し、テトラパック(R)ファクトリー OS(TM)は、先進技術と食品・飲料分野の深い知見を融合し、コスト圧力への対応、サステナビリティ目標の達成、そしてAI駆動型製造への準備を支援する。
 次世代ポートフォリオの中核となるのは、オープン技術、強力な分析機能、業界標準に基づく新しいデータ統合プラットフォーム。このプラットフォームは工場内の設備やシステムをつなぎ、分散したデータを統合して、リアルタイムで一元化されたビューを提供する。これにより、食品・飲料メーカーは製品品質の一貫性を確保し、効率を高め、エネルギーや水の使用量を削減し、総所有コスト(TCO)を低減できる※3

 テトラパックのオートメーション&ソリューション担当バイスプレジデント、ショーン・シムズ氏は次のように述べている。
 「食品・飲料メーカーは今、厳しいプレッシャーに直面しています。より少ない資源でより多くを製造しなければならないのです。水やエネルギー、廃棄物を減らしながら、品質を維持し、コストを削減しなければなりません。私たちの次世代ポートフォリオは、この複雑さを明確さに変えます。効果的なAI導入の基盤となるコンテキスト化されたデータと、高性能な設備自動化を組み合わせることで、テトラパック(R)ファクトリー OS(TM)は、変動の激しい市場で食品・飲料メーカーが自信を持って意思決定できるように支援します」
 さらに、テトラパックのプロセッシングソリューション&機器担当エグゼクティブバイスプレジデント、チャールズ・ブランド氏は次のように述べている。
 「テトラパック(R)ファクトリー OS(TM)は単なる技術ポートフォリオではありません。それは、食品・飲料製造の未来に向けた私たちのビジョンそのものです。次の10年、そしてその先を見据えて設計されており、レジリエンス、効率性、サステナビリティを兼ね備えた未来の工場づくりを可能にします」
 柔軟性と拡張性を重視して設計されたテトラパック(R)ファクトリー OS(TM)は、食品・飲料メーカーが自動化とデジタル化を自社のペースで導入できるようにする。小規模から始めて段階的に拡張し、ニーズに合わせてソリューションをカスタマイズすることが可能。
 テトラパック(R)ファクトリー OS(TM)️は、設備の年式やサプライヤーに関係なくデータ収集を標準化し、完全な互換性と拡張性を確保する。主な機能には、ライン・設備・制御室間でシームレスな操作を可能にする統一されたユーザー体験、原材料・品質・生産・資産パフォーマンスをリアルタイムで監視するデジタルアプリケーション群、そして工場全体のデータを統合し、企業全体の意思決定を支援する高度なインサイトの提供が含まる。
 このポートフォリオは、アクセンチュアとの共同開発により生まれ、シーメンス、ロックウェル・オートメーション、インダクティブ・オートメーションを含む強力なエコシステムによって支えられている。テトラパックは、食品・飲料業界に関する長年の知見を活かし、こうした技術が現場で確かな価値を発揮するように取り組んでいる。
 テトラパック(R)ファクトリー OS(TM)は世界中で利用可能で、2025年11月4日~6日にドバイで開催されたGulfood Manufacturingで初めて公開された。未来の工場づくりに関する詳細は、テトラパック(R)ファクトリー OS(TM) | テトラパック JAPANを参照。
※1  テトラパック比較調査「自動化が効率、品質、廃棄物をどのように改善するか」
※2 https://www.mckinsey.com/industries/industrials-and-electronics/our-insights/unlocking-the-industrial-potential-of-robotics-and-automation#/
※3 一貫した製品品質と効率向上:テトラパック比較調査「自動化が効率、品質、廃棄物をどのように改善するか」
ユーティリティ使用量の削減と総所有コストの低減 「灯台」となるような工場を建設する | テトラパック JAPAN

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