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2024/6/26

【ツバメの見守り】DNP田村プラスチック萩原工場、日本野鳥の会から感謝状受領

 大日本印刷(DNP)のグループ会社で、自動車用サイドバイザーやオートバイ用スクリーン等の製造を手掛けるDNP田村プラスチック(本社:愛知県)が、萩原工場(岐阜県)でツバメの見守りを行っていることで、日本野鳥の会から感謝状を受けた。
 2024年6月14日に、日本野鳥の会 岐阜の伊藤恭博代表を萩原工場に迎え、星野正次工場長が感謝状を受け取った。

伊藤代表(前列左)と工場長の星野さん(前列左から2人目)、
DNP田村プラスチックの社員の方々

 2023年6月にツバメが萩原工場に飛来し、正面玄関の軒下で巣作りを始めた。その際、同工場の社員が、ツバメが巣を作りやすいように台となる板を設置。その後、ツバメが巣作りを終えて無事に卵を産むと、ツバメが子育てしていることを来客に伝えるポスターを巣の下に貼った。3羽の雛が巣立つまで、社員が交代で、ツバメの様子について記録しながら、見守りを行った。

巣のために板を設置している様子(左)とツバメの子育てを伝えるポスター(右)

 日本では古くから、ツバメが軒先に巣を作ると縁起が良いと言われてきたほか、害虫を食べる益鳥でもあることから、ツバメの巣作りが人々に歓迎されてきた。しかし近年は、不衛生などを理由に、作られた巣を落とすといった例も見受けられるようになった。こうした状況に対して日本野鳥の会は、ツバメと人の共生を肯定的に捉える意識を社会に広げることを目的として、2019年度から、ツバメの巣や生息環境を見守る企業・団体等に感謝状を贈呈している。

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