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2026/4/8
【デザイン・印刷用ソフト】ローランドDG、「Roland DG Connect Designer」「VersaWorks 7」の機能を大幅拡充
ローランド ディー.ジー.は、2026年4月7日、デザインから出力まで行える「Roland DG Connect Designer」の機能拡張と、同社インクジェット(IJ)プリンターに標準付属のRIPソフトウェア「VersaWorks 7」の新機能「ColorMatch(カラーマッチ)」を発表した。
グローバルセールス&マーケティング本部の二村龍吾本部長は「今回の機能拡張により、デザインから、出力データ作成、色管理、出力までをよりシームレスに連携させることで、立体物への加飾やグラフィック印刷などのプロセス全体の複雑さを軽減し、お客様のビジネスにさらなる創造性と信頼性をもたらします」と述べている。
デザイン制作から出力までをより最適化されたワークスペースで
Roland DG Connect Designerは、特別な知識がない人にも、素早く、無駄なく、正確にプリントできる環境を創り出す、統合されたワークスペース。
今回のアップデートでは、テンプレートや治具のレイアウトといったオブジェクト印刷の位置決めを誰でも素早く、正確に行えるようにサポートし、プリント用データを効率よく準備できる「Object Decoration Module(オブジェクト デコレーション モジュール)」を新たに搭載。グッズなどへの加飾用途の現場で威力を発揮する。
また、サイン&グラフィックやカスタムアパレル、ラベル&ステッカーなどのデザイン制作から出力までを支援する「Visual Communication Module」も大幅に機能強化。PDF / Adobe Illustrator データの読み込みやベクター編集、背景除去をはじめ、スクリーン印刷特有の網点・質感といったパターン表現の再現や、ホワイトやグロスレイヤーの生成、カット線やクロップマークの作成など、DTFやUV、カッティングの出力工程に必要なデータ編集機能も幅広く搭載した。
さらに、AI画像生成機能にも対応。デザインスキルや外部素材に頼らず、Roland DG Connect Designer 内で、簡単な指示だけで、プリント用画像の生成やスマートフォンなどのモバイルデバイスからの画像アップロード&編集が可能となった。
これらの拡張機能はサブスクリプションで提供。また、Visual Communication ModuleとObject Decoration Moduleは、初めての人とは3カ月間無償で利用できる。
VersaWorks 7で実現する、よりシンプルで信頼性の高い色再現
VersaWorks 7の新機能であるColorMatchは、複数のデバイス間の一貫性のある色表現と高い再現性を可能にする。
プリンターの経年変化や、プリントヘッド交換による色差を簡単に補正。測色時のオリジナルの色を表現でき、リピートの注文にもスピーディかつ正確に応える。また、同一機種間だけでなく、他社デバイスを含めた異なる機種間の色差を補正する機能にも対応。大量の印刷を複数台の機器で出力する場合や、同一データを異なるメディアや材料に印刷する場合にも、高品質で安定した出力が行える。
また、新しいメディアプロファイル作成機能も採用。測色機専用のソフトウェアを使わず、測色機本体とVersaWorks 7だけで完結するプロセスを実現し、誰もが簡単にメディアプロファイルの制作が可能に。新しいメディアを使用する際にも、スピーディに最適な出力環境を構築できる。
この他にも、VersaWorks 7には、オブジェクト単位での色制御や、バリアブル印刷機能の大幅強化、大判分割出力時の貼り合わせマージン設定の改善など、セットアップ時間と専門知識への依存を低減する。
なお、新機能ColorMatchは、通常購入とサブスクリプションの2つをご用意。長期的な色管理を行いたい人から、プリンター移行時や新メディアのキャリブレーション用途など特定の期間だけ使いたい人まで、それぞれのニーズに最適なプランを選択可能。
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