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2024/1/22

【デジタルエンボス】ローランドDG、全世界でDIMENSE製品の販売とサポート開始

DIMENSE Dimensor S
DIMENSE Dimensor S


 ローランド ディー.ジー.は、2023年10月、リトアニアに設立した新たな合弁会社DG DIMENSE(ディージーダイメンス)で開発、製造された、ユニークで立体的なエンボス表現ができるデジタルプリントソリューション「DIMENSE(ダイメンス)」の販売とサポートを世界各地で順次開始した。DIMENSEが生み出す新しい付加価値を世界中のユーザーに提案していくことで、インテリアデコレーション市場のデジタル化を加速する。
 DIMENSEソリューションは、熱を加えると発泡する性質を持った専用メディアと、発泡をコントロールするストラクチャーインク、そして安全性の高い水性樹脂のCMYKインクを搭載したインクジェットプリンター「Dimensor S(ダイメンサーエス)」で構成されている。印刷後にプリンターに搭載されているヒーターでメディアを加熱することで、ストラクチャーインクを塗布していない箇所が最大1.5mmまで発泡するため、思い描いた凹凸感のあるデザインを忠実に具現化。立体的で存在感のあるグラフィックをオンデマンドに出力できる革新的なソリューション。
 DIMENSEメディアは、環境にも人にもやさしいPVCフリータイプを専用開発。マット、スエード、メタリックシルバー、メタリックゴールド、パール、カメレオンなど、さまざまなタイプを取り揃え、壁紙をはじめとする多彩なインテリア装飾の製作が可能。また、3D表現のみを施した壁紙の上に、一般的に流通する壁紙用の塗料をペイントすることで、デジタル印刷とは一味違った、重厚感のあるアーティスティックな演出も可能。
 さらに、インテリア装飾用のメディアの他にも、テンションファブリックやロールアップバナー、POPといった屋内用看板に最適なテキスタイルメディアもラインナップ。AgBBやA+認証などの屋内安全基準にも準拠しており、さまざまなシーンで安心して利用できる。
 グローバルセールス&マーケティング本部のTony Miller本部長は、「壁紙印刷のデジタル化は、まだ5%未満と言われており、今後ますますデジタル化が加速していくと思われます。また、人々に忘れられない体験を提供する商業施設、自分たちらしいオフィスや生活空間へのニーズも高まっており、インテリアデコレーション用途におけるデジタルプリントソリューションの活躍の場はますます広がっていくでしょう。DIMENSEは、ただ単に目立つだけでなく、企業のビジョンや歴史、ブランドのイメージやストーリー、商品のコンセプトといったものまでをも演出し人々を魅了する、唯一無二の特別な表現力を持ったソリューションです。ローランド ディー.ジー.のグローバルに広がる販売・サポートネットワークを最大限に活用していくことで、この素晴らしいソリューションを世界中に普及させていきたいと考えています」と述べている。

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コンバーティングプロダクツ&テクノロジー

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