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2025/1/25

【デジタル印刷ワークフロー】エプソン販売、「Epson Workflow Cloud for SurePress」を2月1日より提供開始

 エプソンのデジタルラベル印刷機「SurePress」は、2010年発売以降、多くの印刷会社に導入され、さまざまな要望に応えながら進化を続けてきた。一方で、ラベル印刷業では人手不足が進み、また、デジタル印刷機を導入したもののスキル習得までの課題を抱えている。これらの課題を解決するためにエプソン販売は、「SurePress」を活用したデジタル印刷ワークフロー「Epson Workflow Cloud for SurePress」を2025年2月1日より提供開始する。提供する2つのワークフローでラベルの生産工程における自動化・効率化を図り、「省人化」と「スキルレス」を実現する。

 対象機種は「L-4733A/AW」「L-4533A/AW」で、料金は有償で、サブスクリプション方式での個別契約が必要となる。
 「Epson Workflow Cloud for SurePress」の主な特長は次の通り。
(1)電子作業指示書(JDF)によるワークフローの自動化
 従来、面付け、RIP、印刷、後加工と各工程でオペレーターが作業伝票を見ながら操作していたが、デザインデータ・作成した電子作業指示書(JDF)ファイルとJDFワークフローを使うことで、各工程の自動処理を可能にする。これによりオペレーターの作業時間を短縮し効率化を実現する。また、各作業工程で必要だった特定のスキルや専門知識が不要となり、誰でも簡単に作業を行える。ヒューマンエラーによる印刷ミスや失敗なども未然に防ぐ。
(2)複数ジョブの一括印刷機能
 従来、刃型違いのジョブの場合にオペレーターがSurePressへ張り付き、ワンジョブずつ基材を降ろしていたが、加工工程に必要な情報をSurePressにて自動挿入し、刃型違いの複数ジョブの連続印刷を実現し、ラベル印刷~後加工における工程を「一括印刷機能」で自動化した。ジョブ毎の基材の上げ下ろしが不要となるので、オペレーターが1本のロール紙を印刷する間に張り付く必要がなくなり、他の仕事との兼務が可能。1人でSurePressを複数台稼働することもでき、運用の効率化を図ることもできる。

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