アーカイブ情報

2025/4/24

【バイオエタノール】レンゴー、住友林業と協業

 レンゴーは、住友林業との間で、バイオエタノール事業における業務・資本提携を行うことについて基本合意した。
 レンゴーと住友林業は、両社グループが有するサプライチェーンと要素技術を結集することにより、バイオリファイナリー分野における新規事業展開を加速していくことができると判断し、今回の基本合意に至った。今後、両社間で提携の細目を協議し、2025年12月を目途にレンゴーをマジョリティとする合弁会社を設立して事業を開始する予定。
 住友林業グループは森林経営から木材建材の製造・流通、戸建住宅・中大規模木造建築の請負や不動産開発、木質バイオマス発電まで「木」を軸とした事業をグローバルに展開している。事業を通じて木材を余すことなく使うカスケード利用を促進しており、木材成分を有効活用するバイオリファイナリー技術の開発にも積極的に取り組んでいる。
 レンゴーは、子会社の大興製紙において、建築廃材等をパルプ原料とするSAF(Sustainable Aviation Fuel、持続可能な航空燃料)向け第二世代バイオエタノールの生産実証事業に取り組んでいる。今後、当該事業を進めるにあたり原料木材チップの安定調達が重要となる中で、住友林業との協業によりCORSIA認証適格原料の調達体制強化を図るとともに、合弁会社でバイオエタノール事業を行い、2027年までに年間2万kLの生産を目指す。

 また、将来的には、包装用フィルムの原料など、広範な化学品を木質バイオマスから商業生産することを視野に入れ、セルロース、ヘミセルロース、およびリグニンのさらなる有効活用を図り、脱炭素社会の構築に資する取組みを推進していく。
 レンゴーグループは、環境問題への対応を経営の重要課題の1つとして位置付けており、今後も環境負荷低減につながる製品の開発や再生可能エネルギーの利用拡大など多様な取組みを行っていく。

バイオエタノール生産用パルプ糖化実験の様子
カテゴリー
コンバーティングニュース

PAGE TOP