アーカイブ情報

2025/1/8

【バイオエンプラ】三菱ケミカルの植物由来の「DURABIO」、米国発モバイルアクセサリー「ポップソケッツ」のiPhone16用アクセサリーに採用

モバイルデバイスを「つかむ、立てる、取り付ける」ことができる「ポップソケッツ」iPhone16用のグリップ、ケース、ウォレットにDURABIOが採用

 三菱ケミカルグループの植物由来のバイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO(デュラビオ)」が、グローバルライフスタイルブランドのポップソケッツ社(本社:米国コロラド州)のiPhone16用グリップ、ケース、ウォレットに採用された。2024年9月25日よりポップソケッツ社のオンラインショップで販売され、順次、日本の店舗での販売も開始されている。

 DURABIOは、再生可能な植物由来原料「イソソルバイド」を用いて作られるバイオエンジニアリングプラスチックで、枯渇資源である石油の消費量を削減できるうえに、原料となる植物が成長過程で二酸化炭素を吸収するため、温室効果ガスの低減にも貢献できる素材。耐衝撃性、耐傷付き性、発色性に優れ、自動車をはじめとしたモビリティの内外装部品、光学・電子デバイス部材、日用雑貨など幅広い分野へ展開が進められている。

 ポップソケッツ社は、2014年に哲学教授であったデイビッド・バーネット氏が、イヤホンのコードが絡らない方法を模索したことから設立し、間もなくポップソケッツグリップを開発した。それ以降、モバイル用のさまざまなアクセサリーに展開し、現在、世界30カ国以上で2億8000万個以上を販売されている。DURABIOは2021年から採用されており、今回のiPhone16用アクセサリーでも、DURABIOが持つ耐衝撃性や耐傷付き性、意匠性、透明性の高さが評価され採用に至った。環境負荷を減らしたサステナブルな製品づくりを進めるポップソケッツ社のブランドコンセプトと、植物由来原料を用いたバイオエンプラであるDURABIO™の特性が合致したことから、採用が拡大している。

カテゴリー
news
コンバーティングニュース

PAGE TOP