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2025/10/20

【バイオラショナル】住友化学、アグロ&ライフソリューション部門の米国グループ会社を再編しグローバル拠点設立

 住友化学は、このたび、バイオラショナル事業のさらなる強化・成長を目的として、同社グループ内の組織体制を再編する。米国子会社であるValent BioSciences LLC(以下「VBS」)、McLaughlin Gormley King Company(以下「MGK」)、およびValent North America LLC(以下「VNA」)について、VBSを存続会社として統合し、社名を新たに「Sumitomo Biorational Company LLC(以下「SBC」)」へ変更する。SBCは、2026年4月よりイリノイ州リバティビルを拠点に事業を開始し、住友化学グループのバイオラショナルのイノベーションを推進する中核拠点として、グローバルに総合的かつ持続可能なソリューションを提供する。
 住友化学のアグロ&ライフソリューション部門では、化学農薬とバイオラショナルを大きな柱として事業を展開している。バイオラショナルは、環境負荷の低い製品に対する生産者や消費者のニーズの高まりを受けて、これからも需要の拡大が進む見通し。住友化学は、バイオラショナルのポートフォリオのさらなる拡充と拡販などを通じて、2030年度までに売上高を2024年度比2倍となる1500億円規模にすることを目標としている。
 住友化学はこうした状況を踏まえ、「Global Center of Excellence for Biorational Innovation」としてSBCを設立することとした。これまで各社が担ってきたバイオラショナル事業に関する研究・製造・販売等の全ての機能を1社に集約することにより、世界をリードする同社バイオラショナル事業の強みを最大限活用し、筋肉質で効率的な事業運営体制を構築する。今後は、SBCが本事業の中核拠点となり、農業、公衆衛生、森林管理、害虫管理、動物衛生など幅広い分野で、社会の持続的発展と環境調和に貢献する新しい価値の創造に取り組む。
 本再編により、バイオラショナル事業において、次の目標を実現する。
➢ 革新的かつ持続可能な農業・環境衛生技術の開発と迅速な市場導入
➢ 住友化学グループ内の知見・人的リソースの集約および活用強化
➢ 顧客ニーズに応じた総合的ソリューションのグローバル展開
➢ 世界的なブランド価値の向上と事業競争力の強化
 なお、VNAの100%子会社であるValent USA LLCは、本再編によりSBCの100%子会社となり、引き続き米国・カナダ・メキシコにおける農薬の開発、販売・マーケティングを担当する。
 住友化学は、アグロ&ライフソリューション部門において、独自の魅力ある商材・ソリューションの世界市場への提供を通じ、リジェネラティブ(再生可能)農業とサステナブル社会の実現に貢献することを目指している。バイオラショナル事業のグローバルリーダーとして、業界を牽引する技術力およびサービス力を一層強化し、農業生産性向上や環境衛生などの社会課題の解決に貢献していく。
※住友化学グループでは、天然物由来などの微生物農薬、植物生長調整剤、根圏微生物資材、ボタニカル殺虫剤やそれらを用いて①農作物を病害虫から保護する、②農作物の品質や収量を向上させる、③公衆衛生や環境衛生に貢献できるソリューションをバイオラショナルと定義。従来、ボタニカルを植物由来の殺虫成分で、家庭用・業務用殺虫剤などで用いられるものと定義していたが、2025年10月以降は、ボタニカルもバイオラショナルに含めて再定義

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