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2024/2/7

【パワーエレクトロニクス】住友化学、北米最大級の「APEC 2024 Exposition」に出展

 住友化学は、2024年2月26日~28日に、米国カリフォルニア州ロングビーチで開催されるパワーエレクトロニクスに関連する展示会「APEC 2024 Exposition」(Applied Power Electronics Conference)に出展する。このイベントは、1986年以来米国で毎年開催されており、電力を変換、制御、供給する技術を扱うパワーエレクトロニクス分野における世界中の最新技術や製品が集結する展示会。
 住友化学は、次世代パワーデバイス向け半導体材料として期待されるGaN(窒化ガリウム)基板と高純度GaN on GaNエピタキシャルウェハ(GaN基板の上に高純度GaNを結晶成長させたもの)を出展する。GaNパワーデバイスは、生成AIの隆盛により電力消費量が増大するデータセンターのサーバー電力省エネルギー化や、電気自動車(EV)の航続距離を伸ばすためのバッテリー電力変換効率向上などに貢献が期待されている。
1.展示会概要
「APEC 2024 Exposition」
会期:2月26日~28日
場所:米国カリフォルニア州ロングビーチカンファレンスセンター
ウェブサイト: https://apec-conf.org/exposition/  
住友化学ブース番号:2126

2.出展内容
■GaN基板
 レーザー用途で製品実績がある2インチGaN基板の結晶育成と加工技術をブラッシュアップして、パワー半導体プロセスに要求されるウエハサイズに応えるべく6インチGaN基板を開発している。パワーデバイスの高効率化と小型化へ貢献すべく、結晶品質向上を目指して開発を推進している。

GaN基板 左から2インチ(量産)、4インチ(量産)、6インチ(開発中)
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