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2024/5/7

【フォント】SCREEN、京都市立芸術大学へ「Hiragino Kyogei Terrace」提供

 SCREENホールディングスはこのたび、京都市立芸術大学向けに、オリジナルフォント「Hiragino Kyogei Terrace」および建物の立体サインを制作。校内で使用可能なヒラギノフォントのボリュームライセンス製品と併せて無償提供した。
 キャンパス移転を記念した「KYOGEI TERRACE」のロゴマークをはじめ、Webサイトや広報物、校内各所で使用されるオリジナルフォントおよび、新キャンパス建物外壁の立体名称サインを、SCREENのグループであるSCREENグラフィックソリューションズが制作した。

キャンパス移転記念ロゴ
建物壁面に設置された立体サイン

 「Hiragino Kyogei Terrace」は新キャンパスのコンセプトをストライプで体現しており、複数のラインバリエーションやコンセプトカラーを重ねて組み合わせることで豊かな表現が可能となる。

オリジナルフォント

 また、ヒラギノフォントのボリュームライセンス製品を無償提供。京都市立芸術大学の活動が発信されるさまざまなシーンにおいて、京都生まれのヒラギノフォントが使用される。
 今後も京都にルーツを持つ企業と大学の産学連携活動を推進し、地域活性化を中心に持続可能な社会の実現に取り組んでいく。
■SCREENホールディングスの垣内永次取締役会長は次のようにコメントしている。
 世界中で多くの人に使用されているヒラギノフォントを、伝統ある京都芸術を基盤から支える京都市立芸術大学様へ提供させていただくことになりました。今回のフォント提供を通じて京都の芸術活動を支援するとともに、今後も産学連携を強化し京都のさらなる発展に貢献していきます。
■京都市立芸術大学の赤松玉女理事長は次のようにコメントしている。
 SCREEN様のご協力により、京都市立芸術大学にふさわしい個性的で快適なキャンパスとなりました。ここを拠点に、本学も創造と発展に挑み続け、さまざまな業界や機関と連携しながら、教育研究の成果を社会に還元していきます。
■京都市立芸術大学美術学部デザイン科総合デザイン専攻教授の舟越一郎氏は次のようにコメントしている。
 新しい規格であるバリアブルフォントの概念で、本学のコンセプトを表現いただいたオリジナルフォントと、京都市北部の地名に由来し世界中の人々に親しまれているヒラギノフォントの組み合わせは、長きにわたり誇りになると共に、本学の学びや地域の発展に還元していける貴重な財産になります。

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