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2025/10/28

【プラスチック削減】帝国ホテル、客室カードキーをプラスチックから植物性素材に変更

 帝国ホテル 東京は、開業135周年の記念日である11月3日(月・祝)から、宿泊者に渡す客室カードキーをプラスチック素材から植物性レザー調素材のカードキーに変更する。

 帝国ホテル 東京では、2022年4月に施行された「プラスチック資源循環促進法」に則り、プラスチック使用量削減の取り組みを進めている。
 同法が対象とする客室アメニティをはじめとした12品目を、プラスチックから代替素材に順次切り替え、2024年度は2019年度比で87.7%(13.9トン)削減を達成した。

 客室アメニティでは、主なアメニティを竹製、木製、バイオマス素材へ切り替えることで、従来品に比べプラスチック使用量の約9割を削減。客室に設置している飲料水はPETボトルから紙製容器に切り替えた。また、レストランでご提供するストローはバイオマス素材に切り替えたほか、ホテルショップ「ガルガンチュワ」で販売しているカトラリーも植物由来の製品を採用している。

 こうしたプラスチック使用量削減の次なる取り組みとして、宿泊の新たな価値向上とパーソナルなサービス提供を目指し、プラスチック素材の客室カードキーを、上質感のある植物性レザー調素材のカードキーに、開業135周年の記念日である11月3日(月・祝)より変更する。なお、新素材のカードキーは、スイートと特別階である本館インペリアルフロアの客室に先行導入し、順次レギュラーフロアの客室へ拡大する予定。

 また、記念日にスイートを予約した宿泊者には、スタッフがカードキーに宿泊日等を刻印し、滞在の記念に持ち帰ることができるサービスを導入する。

帝国ホテル 東京 カードキーの素材変更について
 宿泊者に渡す客室カードキーをプラスチック素材から、竹・綿・リンゴ・トウモロコシなどを原料にした植物性レザー調素材のカードキーに変更。また、記念日にスイートを予約した宿泊者には、宿泊日等を刻印したカードキーを滞在の記念として持ち帰ることができるサービスを導入する。

導入時期:2025年11月3日(月・祝)より
対象客室:スイートおよび本館インペリアルフロア客室

スイート用カードキー(左)と本館インペリアルフロア客室用カードキー(右)
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