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2025/9/8
【ペロブスカイト太陽電池】マクニカ、発電効率アップし苛烈環境下での実証事業を開始
マクニカは、発電効率をアップしたペロブスカイト太陽電池(以下PSC)による苛烈環境下での実証事業を開始した。
今回の実証事業では、新規開発したPSCユニットを異なる工法で、「横浜港大さん橋」と「オフィスビル」の2カ所に設置し、苛烈環境と通常環境にて「耐久性」「発電対応力」の比較測定を実施する。

◆同実証事業について :
同実証事業は、環境省の「地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業」に、「港湾などの苛烈環境におけるPSCの活用に関する技術開発(委託)」として採択された。2023年度より3年間の技術開発・実証事業を実施し、今回が最終年度となる。同実証事業は、ペロブスカイト太陽電池の発明者である桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授の指導の下、マクニカが代表事業者として、共同実施者であるペクセル・テクノロジーズ、薄膜加工技術を有し、ペロブスカイトの製造を担当する麗光との3社で推進している。
◆今回の実証事業について :
2024年度は、接着しない独自の新工法にてPSC72枚を設置し、正常稼働することを確認した。蓄電池やIoT機器を含めて設計した1.5kWのPSCユニットを用いて、重耐塩環境下において出力1kW規模での発電と定常電力利用を実現した。
2025年度は、「横浜港大さん橋」デッキ上に、昨年より発電効率を向上させたPSCユニット60枚(1kW相当規模)を設置し、昨年以上の発電量を目指す。さらに重耐塩環境下に加え、「横浜港大さん橋」デッキ上と同じPSCユニットを通常環境下にも設置し、重耐塩環境と通常環境との比較を行う。
【同実証の概要】
■期間 : 2025年9月1日〜2026年2月28日
■場所 : 横浜港大さん橋国際客船ターミナル屋上広場、オフィスビル(非開示)
■特性 :
(1)発電効率を向上させたPSCユニットを環境の異なる屋外2か所に各60枚装着し実証を実施
(2)約6か月の期間、重耐塩環境下と通常環境下でのPSCユニットのデータを測定し、「耐久性」「発電対応力」を比較
(3)蓄電池やIoT機器とのシステム統合を実施
(4)独自の新しい2通りのPSCユニット設置工法を比較
■マクニカの環境ソリューション事業について
同社は、半導体の取り扱いに加え、世界中の最先端テクノロジーを活用して、様々なパートナー企業とともに環境問題の解決に取り組んでいる。サーキュラーエコノミー事業では「エネルギーマネジメント」「省エネマネジメント」「資源循環マネジメント」「環境ライフマネジメント」の4つの事業を展開しており、お客様の環境問題への課題解決につながるソリューションを提供することで、CO2排出量の削減、脱炭素社会の構築に貢献し、将来のSustainable Society(持続可能な社会)の実現に取り組んでいる。
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